挑戦する気持ち

山口兼人

みなさんはじめまして、外国語学部ドイツ語学科2年の山口兼人(やまぐちけんと)です。僕は今ドイツのニュルンベルクに半年間の留学をしています。そして今、半年間の留学も日本に帰るまで残すところ1ヶ月となりました。これから僕の留学期間の出来事や考えなどを伝えていきたいと思います。

留学をしたら、新しい刺激や味わったことのない経験はもちろん得ることができます。今まで過ごしてきた場所から、言葉、文化、食べ物、景色も違う所へ飛び込むのですから、毎日のように新しいことを感じ、発見をします。それに加え母語が使えず、友達や知り合いがほとんどゼロからのスタートとなり、また、日本で当たり前だったことが留学先では通じないかもしれません。そのため今まで以上に自分の強さをも身に付けることができます。しかしこれは自分次第で変わってしまうこともあるかと思います。

というのも誰しもがというわけではありませんが、自分も含めて人間は甘い方、緩い方へと逃げてしまいがちだと思うからです。全てにストイックに過ごすのはとても大変なことだと思います。また頭の中では思っていても、行動に移せないことがあるのではないかと思います。僕自身この留学を通じて「もっとあれしとけば良かったな」、「もっとこうするべきだったな」と挑戦が足らず、後悔の残ることがいくつかできてしまいました。みなさんには是非初めてのことでも、いろいろなことに挑戦する気持ちを持ってもらいたいと思います。それが語学の成長にもつながると思っています。人生これから何十年も生きていく中でのわずか半年もしくは、一年間程の留学。後悔のないように妥協なく、いろいろなことに挑戦し、体験してほしい!と、僕の体験からみなさんに伝えます。

その中でも僕が体験したなかでとても実りのあったことがスポーツです。地域のチームを探し、コンタクトをとり、幸運にも参加させてもらいました。そしてスポーツを通しての交流は素晴らしいものだなと感じました。言葉は上手に通じなくても、ルールやしようとすることは同じ。人種を越えたチームメートと一緒に汗を流し、勝利を共感し、そして練習後には談笑をします。語学の成長に繋がるのはもちろんのこと、人種を越え、誰もが楽しく交流のできるスポーツという偉大さにも気づかされました。

それでは次に僕の体験した、ドイツでの注意点を伝えますね。

電車の罰則が高いので気を付けることです。セメスターチケットといい学校から、限られた範囲で公共交通機関乗り放題のチケットをもらえるのですが、ぼくは乗り換えを間違えてしまい、行ける範囲を越えたところまで行ってしまいました。無料で行けたはずなのにかなり高い罰則をとられました。みなさんは気を付けてください、またチケットはなくさないようにしてください。

電車の罰則が高いので気を付けることです。セメスターチケットといい学校から、限られた範囲で公共交通機関乗り放題のチケットをもらえるのですが、ぼくは乗り換えを間違えてしまい、行ける範囲を越えたところまで行ってしまいました。無料で行けたはずなのにかなり高い罰則をとられました。みなさんは気を付けてください、またチケットはなくさないようにしてください。

後はマスクをしないことです。授業の時に他の国から来た友達がマスクをしていたのですが、ドイツ人の先生はそれをいやがり、「風邪でつらいのはわかりますが、とってください」と言いながらすごく嫌な顔をしていました。ドイツでは風邪をひいてもマスクをつける習慣はないようです。

最後に、ニュルンベルクはクリスマスマーケットがとても有名で、身動きができない程大勢の人で賑わいます。もし訪れた際には広場に「美しの泉」という噴水塔があるので、行ってみてください。そこに金のわっかがあるのですが、それを三回回しながら心の中で願い事を唱え、誰にも言わないと願いが叶うと言われています。ぜひためしてみてください!絶対誰にも言ってはダメですよ~(笑)。

では、読んでくださり、ありがとうございましたー!

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