優しさの街、ハイデルベルク

森高彩枝

こんにちは!
上智大学ドイツ語学科3年の、森高です。
私は今、ハイデルベルクに留学しています。

ハイデルベルクは、ネッカー川沿いにある観光地です。学生の街とも言われ、街には観光客と学生が多くを占めている気がします。治安がとても良く、日本人が多いです。

ドイツ最古の大学とも言われるハイデルベルク大学に私は今交換留学をしているのですが、この大学には日本学科があり、バディーの制度も今年から始まったため、登録などの手続きはほぼすべてバディーが手伝ってくれ、スムーズに終えることが出来たと思います。また、バディーを通してドイツ人の友達がたくさん増えました。今はタンデムをバディーともやっています。バディーとはとても気が合うこともあり、私にとって友達としてもとても大事な存在です。また、日本学科があるとタンデムパートナーも見つけやすいと思います。

こちらにきて3ヶ月が経ちました。来て初めの頃は、何もかもが新しくて、楽しくて仕方ないと大半の人は感じると言われましたが、私は入寮の日に財布をなくしたり、事前のコースで自分のレベルにみあっていないコースに入れられてしまったりと、初めから大変なことばかりで辛くて日本に帰りたかったです。ですが、このような困難も友人のおかげで乗り越えることができ、今はすごく楽しめています。ハイデルベルクに留学している人たちほとんどがすでに何らかの困難を経験していますが、今のところ全員がちゃんと乗り越えられていると思います。思ったことや希望をしっかり言うことの大切さを感じました。

授業は難しくて大変ですが、色々なイベントに参加してドイツ人の友達も、他の国の留学生の友達もたくさん増えてすごくいい経験が出来ていると思います。友達が増えて思ったことは、ハイデルベルクの人はドイツ人も留学生も皆とても優しいということです。私のバディーもすごく優しい人で、バディーの私だけでなく困っている人は誰でも助けている気がします。バディーだけでなく皆、何かを頼むと快く了承してくれます。そして、皆とても勤勉だと思います。日本学科のドイツ人は日本語がすごくうまいです。春休みも学食で勉強していて、タンデムもたくさんやっていて、意欲がとてもあると思いました。3ヶ月たって、ようやくハイデルベルクにも慣れたとおもいます。

もう4分の1が終わってしまったなんて、すごく早いと思います。元が良くなかったこともあり、3ヶ月で少しはドイツ語も上達しましたが、残りの4分の3で本当に自分で満足できるほど成長出来るか不安です。しかし人生で一度しか経験できないことだと思うので、残りも精一杯頑張ろうと思います!

moritaka