マイペースで

鴨下友哉

皆さんこんにちは。ドイツ語学科2年の鴨下友哉です。自分はパーダーボルンという小さい町に半年間、在外履修で留学しています。自分はハンブルク大学で1か月サマースクールなるものに参加していたためドイツにきて3か月がたとうとしている今日この頃です。

さてこのブログ、実はこのドイツ語学科を志望するきっかけをくれたものなのです。自分の拙い文章力でそんな同じようなことを未来の後輩に思わせることができるなんて思っていないですが、少しでもそんな後輩の力になれば、何て勝手に意気込んでこのブログを書かせてもらいます。

パーダーボルンに来て最初の1週間はつらいことしかなかったです。日本人はほぼいないし、田舎過ぎるし、14人くらいのスペイン人が自分の寮の共同キッチンで毎晩パーティーしており、正直心折れてました。自分たちの寮にはドイツ人は住んでいないのでドイツ語を使うこともほぼない。「なんのためにドイツに来たんだよ…」と自分を追い込んでもいました。趣味の料理しか楽しみのない暗い生活をしていました。

自分の国の料理を作ってきてのお食事会

しかし1週間たって、ルームメイトのAlbaro(スぺイン人グループの長)が自分の料理に興味を持ってくれて、しっかり話してみようと思い、話してみたところこいつがバカ面白い。これを機にすべてが変わりました。ドイツに来たからドイツ人と仲良くしないといけないと思っていた自分が馬鹿らしくなりました。英語だって外国語。それを伸ばせれば留学の意味があるではないか。そこからはもうしっちゃかめっちゃかです。スぺイン人に混ざりパーティーに参加し、寮で騒ぎ散らかしたり、何故かスペイン人の女子と服を交換して町を散策。正直バカでした(笑笑)

ルームメイトのAlvaro

そんなクレイジージャパニーズを演じていた自分ですが、やはり性に合わないことは続かないもので、パーダーボルンに来てから1か月が過ぎたあたりにはパーティーに参加する気力もなくなり、日本にいたころ同様、毎日サッカーしかしなくなりました。寮の目の前に人工芝グラウンドがあり、週2回地元のチームの練習に参加し、大学の体育のフットサルの時間に誘っていただいた地元のフットサルチームに本格的に選手登録し週3回練習、土曜にはリーグ戦。こんな毎日を過ごしています。結果的にチームではみんなドイツ語なのでドイツ語を使うようになりました。行き当たりばったりな留学生活ですが、それも自分らしくていいかな!

最近は日本人2人と韓国人、クレイジーなイギリス人とさらにクレイジーなフランス人とジムに行ったり軽く旅行したりご飯を食べたり平和なグループで平和に暮らしています。

残り5か月弱ありますが、自分らしく自分のペースでこの留学を楽しめればいい。これもしなきゃあれもしなきゃと思い詰めてしまったら精神的に疲れてしまうだけ。好きなことをやりながら好きに語学を学べればいいかなと思っています。

増野さんにミュンヘンの写真使われたのでベルリンの写真を(笑)

拙い文章ですが読んでくださりありがとうございました。