二つの国での生活

小林美慶

Hallo! はじめまして、ドイツ語学科3年生の小林美慶です。

私は半年間ドイツのザールラント大学で在外履修をした後、2月よりオーストリアのグラーツ大学にて交換留学を行っています。グラーツ大学の学期始まりが早いせいか、在外履修からホッと一息つく間もなく、気づけば留学も残り数か月になってしまいました。

ドイツ語学科ブログ(写真1)

グラーツのシンボル、時計塔

 

そんな話はさておき、今回ブログを書く機会を頂いたので、私が留学中に学んだことについて少しばかり述べていきたいと思います。

共通の言語が話されている違う国とはどのようなものだろうか、という思いから交換留学先をグラーツ大学に決めた私ですが、手続きの大変さゆえに後悔したこともありました。私はミュンヘンでオーストリアのビザを発行してもらう必要があったのですが、この事実に気づいたのが日本出国後であり、何も必要書類を持っていなかった私は何度も日本の家族や大学の方とやり取りを行わなければなりませんでした。またビザ申請・受け取りのためのザールラントからミュンヘンまでの移動は約6~7時間ととても大変でした。

しかし無事ビザを受け取り、いざグラーツでの生活が始まると、違う国で留学するという選択をして本当に良かったと感じています。言語面ではもちろんそうですが、生活するうえでも二つの国の小さな違いがすぐに見つけられました。例えばザールラント(おそらくドイツ全体)の信号は緑から赤にすぐ切り替わるのですが、グラーツの信号は赤になる前に点滅します。こんな些細な気づきから方言などの大きな違いまで、それらが街中にあふれていて、同じ言語が話されていても違う国なんだなということを日々実感するとともに面白いなと感じています。

ドイツ語学科ブログ(写真2)

友達の家で料理&タンデム

ところで、私が留学中に学んだことの二つ目にコミュニケ―ションがあります。留学当初、自分のドイツ語能力の乏しさと、元々あまりオープンな性格ではなかったため、何を話したらいいのかということや話が続かないということに悩みを感じていました。そんな中で、コミュニケーションで重要なことを学びました。授業で取り扱われた動画に、これだ!と思うところがあったので紹介したいと思います。その内容は、非英語圏の国で観光客の女性が通りすがりの人々に英語で道を尋ねるのですが、皆流暢な英語で「ごめんなさい、私は英語が話せない。」と答えるというものです。この女性にとって英語が話せるか話せないかが重要なのではなく、道を知るということが重要です。話すのが難しいのであれば、その部分をジェスチャーや画像を示すことによってもコミュニケ―ションを取ることができます。私はドイツに来た当初、まさに動画の人々と同様のことをしていました。もちろん正しい語彙や文法を使うことは大切ですが、まずはドイツ語を使って何を伝えたいのかという内容が大切だと感じました。最初は間違えてもとにかく話すということに重点を置くうちに、自分の中で話したいことが増えていったり、何回も話すことでだんだんとドイツ語の表現が出てくるようになっていきました。このようにして最初は億劫だったコミュニケーションや語学勉強を今は楽しく続けることが出来ていると感じています。

ここまで長々と留学中に学んだことや経験したことについて述べてきましたが、悩んだり辛いと感じる時はあったものの、やはり留学をして良かったと思います。これからも楽しく生活を送りつつ、残りの限られた時間を大切に、勉強も励んでいこうと思います!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

ドイツ語学科ブログ(写真3)

ザールブリュッケンのクリスマスマーケットにて

ドイツ語学科ブログ(写真4)

グラーツの友人らと