シアンスポの留学生活、パリのノエル

高見澤華子

私は今、パリ政治学院に留学しています!この学校は「シアンスポ」という通称で知られていて、フランスの歴代の大統領や官僚を輩出する政界エリート養成校と言えるグランゼコールです。とはいえ、ここでは政治学のみならず、経済学、ビジネス、法学、歴史学、社会学、国際関係学など、様々な分野を学ぶことが出来ます。私は秋学期に「ワイン醸造学」という授業を取り、3時間の授業のうち2時間の講義と1時間の実技(つまり試飲!)で、ワインの歴史、製造過程、地理、種類などを学びました。ワインはもちろんチーズや生ハム、バゲットともに味わいます!

こちらでの学期中は、とにかくひたすら勉強の毎日です。シアンスポではとりわけプレゼンテーションが重要視されます。留学生向けのオリエンテーション期間には「シアンスポ・メソッド」なるものを学ぶ講義を受け、いかに論理的に議論を組み立ててプレゼンするかを学びます。そして、もちろんほとんどの授業でプレゼンの課題があり、その他にも授業には文献を読んで臨み、期末にはレポートやテストをこなし、勉強漬けの日々を送ります。

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勉強に集中できなくなった時には料理をして気分転換しています。さすが農業国のフランス、野菜が安くて美味しい!パン屋のバゲットが美味しい!パリでは外で食べたり飲んだりするのが本当に高いので、友達とはもっぱら、夏はBentô持ち寄りピクニック、冬は家に集まって遊んでいます。学生にとっては映画館も気軽に出掛けられるスポットのひとつです。

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そして、フランスと言えばバカンス!私はこの冬休みに、リヨン、リール、ストラスブール、オルレアン、シャンパーニュ地方、ブルターニュ地方を訪れます。以前は「留学したらヨーロッパ中を旅行したい!」と意気込んでいたのですが、こちらに来てからは「せっかくのフランス留学、フランスの魅力を追求したい!」と考えるようになりました。国内外を問わずアクセスが良いことはパリに留学するメリットのひとつであることは間違いありません!

ここのところのパリはクリスマスに浮き足立っています♪シャンゼリゼにはクリスマスマーケット、ノートルダム大聖堂前には巨大なクリスマスツリー、そして街中のお店が飾り付けをし、クリスマスを迎える準備は万端です!

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