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1年後のメキシコ

 

昨年の2月29日に投稿してから、あっという間に1年が過ぎてしまいました。昨年は、メキシコにある本学の協定校を訪問し、交換留学で滞在する本学学生の受入環境の確認をするという大学のミッションでしたが、今年は研究のための出張です。

千葉・幕張に日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所という研究機関があります。発展途上国研究の分野では日本で随一の研究所と言っていいでしょう。その研究所が組織している「途上国における農業経営の変革」という研究会に加わらせていただいているのですが、その一環としての調査旅行です。

メキシコの大学で農業関係の研究をされている研究者や実際に農業経営に携わっている経営者の方にお話を伺って、「農業」という限られた分野だけではありますが、メキシコの「今」をお伝えできるよう、頑張っています。

写真は、先日訪問したグアナフアト大学農学部の構内に植えられているハカランダ(日本では「ジャカランダ」と表記されることの方が多いようです)です。このハカランダ、世界の多くの国々で街路樹などとして見られるようですが、メキシコでも至る所に植えられて、ちょうどこの時期に写真のようなきれいな花を咲かせます。

海外出張は、基本的に授業のない時期にしかできませんので、この時期にメキシコにお邪魔することが多くなります。そんなわけでこのハカランダは、卒業式・入学式の時期の桜と同様、私にとってはすっかり「春近し」を告げる季節の風物詩になっています。

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