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今日は音声学の被験者に

 

今日は、学内にある「防音室」に行ってきました。上智に学生として入学してから数えると30年になりますが、初めて足を踏み入れました。

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先週、イスパニア語学科3年の花房りほさんから、ゼミのレポートのための「被験者」になってほしいと依頼を受けました。イスパニア語(以下、スペイン語)と日本語をともに話すスペイン人と日本人に、両言語で同じフレーズを発音してもらい、それを比較するための素材を採取(=録音)するというものです。スペイン人の話す日本語にはスペイン語の発音の影響が、逆に日本人が話すスペイン語には日本語の発音の影響が出るだろうとの予想の下、実際にはどうなのか機械で測定しようというものなのだと思います(私は言語学が専門ではないので、こういう曖昧な書き方しかできないのです)。

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ちょっとしたラジオ局のアナウンサー気分で日本語とスペイン語の簡単なフレーズを読み上げてきました。私もフィールドワークでは、メキシコのいろいろな人に協力を仰いでいるので、こうした形の協力はできるだけしたいと思っています。花房さんには、外国語学部ではこういうことも学べるんだよということを紹介したいので、ということで、このブログへの登場を快諾してもらいました。

実験の結果が出るのを楽しみにしています。

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