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担当教員紹介

教授

根本 敬 (ねもと・けい)

[専門地域] 東南アジア(特にビルマ)
[専門分野] 近現代史(特に政治史)
[担当科目] ■2014年度
東南アジア史(近現代)1、東南アジア史(近現代)2、演習(アジア研究C)1 2、卒業論文・卒業研究I II

■全学共通科目・外国語科目
東南アジア史入門T
[プロフィール] ビルマの近現代史を専門にしています。「なぜビルマを?」という質問をよく受けますので、その回答を通じて自己紹介にかえたいと思います。5歳から7歳のころ、父の仕事の都合でビルマの首都ラングーン(当時)に2年半ほど住みました。1962年から64年にかけてのことです。そのときの記憶はしかし、自分が幼かったこともあり、その後に1年半住んだオーストラリアのメルボルンの思い出の影に隠れてしまいました。1977年、大学1年生の終わりに、ビルマを12年半ぶりに再訪問する機会を得ると、同国の風土やそこに住む人々の魅力に惹かれ、ビルマ語を学んでみたいと思うようになりました。また、古都マンダレイで、第二次世界大戦期に侵攻してきた日本軍と一緒に組んで英国植民地軍と戦ったというビルマ人男性と出会い、その方の経験談や日本語力に新鮮な驚きを覚えました。これらがきっかけとなって、ビルマの近現代史に興味を抱くようになり、卒論で日本占領期のビルマをとりあげ、卒業後は高校世界史教諭(2年間)を経て大学院に進学、ビルマ近現代史研究に取り組むようになりました。主な研究テーマは、1930−40年代を中心としたビルマ・ナショナリズムの思想・行動の特質と、対英・対日関係、および政治指導者比較です。関連して日本占領期の政治変動とビルマ政治に与えた影響についても研究しています。また、軍事政権下にある現代ビルマに関しても、軍政の特質分析と共に、民主化運動指導者アウンサンスーチーの思想考察、および少数民族問題について研究をおこなっています。主要業績の一部については下記をご参照ください。より詳しくは上智大学ホームページの「教員教育研究情報」でご覧くだされば幸いです。講義や演習、研究会や講演会を通じて、みなさんとお会いできることを楽しみにしています。
[主な出版物]

『ビルマ独立への道―バモオ博士とアウンサン将軍』、彩流社、2012年

『抵抗と協力のはざま―近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』岩波書店、2010年

『アウン・サン―封印された独立ビルマの夢』、岩波書店、1996年