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授業紹介:南アジアの宗教と思想1

担当教員:シリル・ヴェリヤト(Cyril VELIATH)
カテゴリ:専門(300シリーズ)
レポート日:2017/7/7

FGSの学生は普段どのような科目を履修し、どのようなことを学んでいるのでしょうか。
今回はインド出身のヴェリヤト先生による科目「南アジアの宗教と思想1」をご紹介します。

授業紹介:南アジアの宗教と思想

教員からの授業紹介

South Asia is a region of many religions, some of which date back to the Indus Valley Civilization. The major religion of South Asia today is Hinduism, yet other great religions such as Buddhism, Jainism, and Sikhism were born in this region, and several others such as Islam, Christianity, Judaism, and Zoroastrianism entered this region from Asia and prospered. In this course, the student will be introduced to the minority religions of South Asia, namely Buddhism, Jainism, Sikhism, Islam, Judaism, and Zoroastrianism. I shall speak about their founders, history, and doctrines, as well as the ruptures they experienced.

南アジアは様々な宗教の発祥地であり、そこにはインダス川文明にまで遡る宗教も含まれています。今日の南アジアの主な宗教はヒンドゥー教ですが、それ以外にも仏教、ジャイナ教、シク教のような偉大な宗教がこの地域で生まれ、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教そしてゾロアスター教のようなアジア大陸から入って来た宗教もこの地域で繁栄しました。この科目では、現代南アジアの少数民族の宗教、つまり仏教、ジャイナ教、シク教、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教そしてゾロアスター教をとりあげ、その教理、歴史、創立者の生涯、分裂についてご説明いたします。(教員による訳)

授業紹介:南アジアの宗教と思想

学生からの声

・今までアジアの政治社会について学ぶことが多かったため、アジアの人々の根幹にある宗教や思想について学んでみたいと思ったこと、また宗教について学ぶことで、異文化に対する理解を深められると思い、履修しました。実際に南アジアのインド出身のヴェリアト先生に教えていただくため、先生自身が実際に感じられた宗教の違いや宗教に基づく文化や思想の違いについて学ぶことができます(日常のお話を通じて、宗教に基づく行動の具体例を知ることもできます)。また、各宗教をその起源から丁寧に学ぶことができるため、宗教について詳しくなくても、基本から知識を深めることができます。複雑な内容もありますが、その際には日本語でも解説してくださるので、気兼ねなく授業を履修できます。(小久保真椰/総合グローバル学科3年)

・私は将来グローバルに活躍するビジネスマンになりたいと思っています。外国では自分の常識は通用せず、相手が何を考え求めているのか、同じ目線で感じることが必要で、さらに一歩先を見通す能力も必要不可欠だと考えています。それを養うためには異文化の社会、歴史、生活様式などを理解し、またマイノリティーにも焦点を当てて物事を理解する必要があると思っています。それは、少数派にまで目を向けることが、物事を様々な角度から深く堀り下げて考え、視野を広げることにつながるからです。少数派の宗教と思想を例として学んだ、他者を尊重するという姿勢は、将来きっと役に立つと思います。(鈴木優一/総合グローバル学科3年)

・私は特定の宗教を信仰する家庭に育ったわけでもなく、これまで宗教に関する体系的な教育をうけたこともありませんでした。しかし、世界のあらゆる国々から多様な人々が日本に流入してくる今の時代に、宗教に関する基本的な教養を得ることはこの時代を生きるうえで不可欠なことだと考え、この科目を履修しました。授業では、南インドで誕生した様々な宗教について、歴史的な起源から現代における状態までをバランスよく学び、これらの宗教に対する体系的な理解が得られているように感じます。宗教がテーマなので、最初から最後まで厳格な雰囲気で授業をやりそうなイメージを持っていましたが、宗教上のエピソードを先生がユーモラスに語ってくださることも多く、受講していて楽しいです。また、先生は授業を日本語と英語の両方でしてくださるので、英語力の向上にもつながっているのではないかと感じています。いつだったかは忘れてしまいましたが、先生の知り合いだという、ガンジーの弟子にあたる方が特別ゲストとしてインドから来てくださった回があり、興味深いお話を聞くことができました。(和田大空/総合グローバル学科2年)

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