研究所の概要

概要



国際言語情報研究所所長 吉畑 博代


理念・設立目的

本研究所は1978年の設立以来39年間にわたり、言語科学全般にわたる研究を通して、国際理解を深め、東洋と西洋の文化交流に資することを目的とし、着実に発展してきました。名誉所員を含め現在35名以上の所員が共同研究を行い、ワークショップ、国内外からの研究者の招聘、講演会の開催等を通して積極的に啓蒙に努めています。付属機関には、言語聴覚研究センター、音声研究室があります。研究の対象は、日本語、英語など個別言語のみならず、諸言語に共通する普遍性の理論的研究、社会・文化と言語との関連性、外国語の習得・指導に関する実証研究及び実践、認知科学的アプローチによる言語研究、言語聴覚障害に関する基礎研究および臨床研究と応用、人間の言語音の多角的な研究など多岐にわたっています。


主な活動内容

■受託研究

CLILの実践および理論研究と国内外への普及および啓蒙、ALTの役割に関する全国的調査、航空英語能力試験開発のための基礎研究、早期英語教育の実態調査、等。

■出版活動

Sophia Linguisticaとして年1回刊行、バックナンバーに所収の全論文の抄録をオンラインで閲覧可能。音声学研究室ではWorking Papers in Phoneticsを、言語聴覚研究センターでは、The Research Certer for Speech, Langugage, and Hearingを年1回発行。『海外言語学情報』(大修館書店)を2000年まで発行。

■講演会・シンポジウム・セミナーの開催

言語学、音声学、言語聴覚障害学、応用言語学の分野で、国内外で活躍する研究者を招聘し、シンポジウム、セミナー、講演会、研究会を開催。

沿革

2017年4月 10代目所長に吉畑博代教授が就任。
2016年4月 9代目所長に新倉真矢子教授が就任。
2014年4月 8代目所長に渡部良典教授が就任。
2013年4月 7代目所長に吉田研作教授就任。
2012年4月 6代目所長に笠島準一教授が就任。
2006年4月 言語障害研究センターが言語聴覚研究センターに名称変更
2003年4月 5代目所長に吉田研作教授が就任。
2002年4月 4代目所長に梶田優教授が就任。
2002年2月 研究所のホームページを開設。
2001年 コンピューターシステムのマルチメディア化計画が最終年を迎え完成。
1998年10月 大学院言語学専攻と共同でインターネットドメインが開設され、 研究用コンピュータシステムが稼動を開始する。
1998年6月 『国際言語情報研究所年次報告』第1号(1997年度)を発行。
1997年 3代目所長に南舘英孝教授が就任。
1996年 聴覚言語障害研究センターが改組になり、新たに言語障害研究センターが発足。
1995年 太田 朗名誉教授より英語学関係の蔵書が寄贈される。現在研究所内に「太田文庫」として開設。
1994年 LL教室は国際言語情報研究所から離れて、学事部所管となる。
1993年 2代目所長に森岡ハインツ教授が就任。
1983年 中央図書館・総合研究棟の完成にともない、 9号館から中央図書館5階の現在地に移転。
1982年 『海外言語学情報』第1号を刊行。(第10号(2000年)で完結)。
1980年 LL教室同時通訳養成講座に基礎コース・演習コースを開設。
1978年7月 研究所として初のSophia Linguistica(=第4号)を発行。
1978年5月 M. A. K. Halliday教授(University of Sydney)を迎えて、第1回の言語学シンポジウムを開催 。 (以降、ほぼ隔年で海外の著名な言語学者を招聘してシンポジウム・レクチャー等を開催)
1978年4月 聴覚言語障害研究センター、LL教室、音声学研究室を吸収・統合する形で、 より総合的な研究を目指して「国際言語情報研究所」が設立される。 初代所長にフェリス・ ロボ教授が就任。