研究所の活動

ACTIVITIES

研究所の活動

「国際変動期の日本外交・安全保障」

2020年度に始まったこのプロジェクトは、ブレグジットやトランプ政権の誕生、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻に象徴される国際環境の大変動がどのような因子によって動かされ、またそれが何を意味するのかを解明するとともに、そうした激動に日本がどのように対応しているのか、またすべきなのかについて、広義の安全保障を中心に政策分野別に解明することを目標としています。本研究所所員の他、実務家の客員所員・研究員も加えて、多角的な観点から日本の直面する問題とあるべき対応について議論を深めていきます。

2022年4月現在の本プロジェクトの参加者は以下の通りです。

  • 植木安弘

    (SIIR副所長、プロジェクト・リーダー、本学大学院国際協力学専攻教授)

  • 以下順不同

  • 安野正士

    (SIIR所長、本学国際教養学部教授)

  • 尾﨑久仁子

    (SIIR客員研究員、中央大学法学部特任教授)

  • 齋藤孝祐

    (SIIR所員、本学総合グローバル学部准教授)

  • 都築正泰

    (SIIR客員研究員)

  • 徳地秀士

    (SIIR客員所員、平和・安全保障研究所理事長)

  • 中内政貴

    (SIIR所員、本学総合グローバル学部教授)

  • 樋渡展洋

    (SIIR客員所員)

  • 樋渡由美

    (SIIR客員所員)

本プロジェクトに関連してこれまで(2022年4月末時点)開催された研究会は以下の通りです (講演者の方々の肩書きは当時のもので、また敬称は省略させていただきました)。

  • 2020.12.7

    兼原信克 (同志社大学特別客員教授)『安倍外交を振り返る』

  • 2021.1.18

    植田隆子 (香川大学客員教授)『国際社会における日本とEU―経済摩擦から多分野での対話・協力へ―』

  • 2021.3.2

    廣瀬陽子 (慶應義塾大学教授)『南コーカサス情勢と日本の外交』

  • 2021.6.3

    角茂樹 (星槎大学客員教授)『ウクライナ問題(正教会を中心にウクライナとロシアとG7の関係を考察する)』

  • 2021.7.8

    高橋和夫 (先端技術安全保障研究所会長) 『バイデン政権と中東—対イラン関係を中心に』

  • 2022.1.27

    高木綾 (関西学院大学助教)『安全と繁栄のジレンマ―米中関係に見る両用技術の政治経済学』

本プロジェクトの成果は、2023年に一冊の書籍としてまとめるほか、雑誌論文、研究所のワーキングペーパー、学会発表などの形で発信していく予定です。ご期待ください。