■ 講演会

2017年05月11日 13:23:35

<旅するアジア2017>第3回 東智美氏による講演会「ラオスのダム開発と国際金融機関」が2017年5月26日(金)に開催されます。

世界銀行とアジア開発銀行(ADB)の支援を受け、ラオスを流れるメコン河の支流に建設されたナムトゥン第2ダム。
隣国タイへの輸出を主な目的として建設されたダムは、「ダムによる貧困削減」「持続可能な水力発電開発」につながると謳われてきましたが、操業開始後7年が経った今、現地では何が起きているのでしょうか?事例報告を通じて、世銀やADBといった国際金融機関の環境社会配慮政策の課題と、開発援助のあり方について考えます。
参考文献:
マイケル・ゴールドマン(著)、山口富子(訳)『緑の帝国−世界銀行とグリーン・ネオリベラリズム』京都大学学術出版会、2008年
松本悟(編著)、大芝亮(編著)『NGOから見た世界銀行 市民社会と国際機構のはざま』ミネルヴァ書房、2013年

主催主催:上智大学アジア文化研究所
共催:特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ
日時2017年5月26日(金)18:00−20:00(17:40開場)
テーマラオスのダム開発と国際金融機関
講師東 智美(ひがし さとみ)氏
NGOメコン・ウォッチのスタッフとしてラオスに駐在し、森林保全プロジェクトおよびナムトゥン2ダムなどの開発事業のモニタリングに従事した。ラオスの土地・森林政策が小規模農民の土地利用に与える影響等についての調査・研究を行っている。メコン・ウォッチ理事、東京外国語大学非常勤講師。
会場上智大学 四谷キャンパス 中央図書館 8階L-821
*上智大学図書館の入館証をお持ちでない方は、入場の際に1F受付にお声がけください。 
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_Yotsuya http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya
申込無料・事前申し込み不要