■ 研究会2016年05月27日 14:59:32 カンボジア連続セミナー(2016年度第1回)「“パリ和平協定(1991) から25 年”カンボジア現代史の基礎と”いま”を学ぶ〜映画『シアター・プノンペン』公開に合わせて〜」が2016年6月11日(土)に開催されます。
東西冷戦構造の中で、1970 年、シハヌーク元首(当時)追放に始まったカンボジア紛争は、激しい内戦、空爆、そして1975 年4月のクメール・ルージュ(=KR。ポル・ポト)政権の樹立と圧制という形で、100万人単位の犠牲者を生みました。KR 政権の崩壊後も、内戦が続きましたが、最終的にカンボジア人の和平への努力と国際社会の支援が実を結び、1991 年10 月23 日、パリ和平協定が成立しました。この協定に基づき実施されたUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)の管理下での総選挙を通して、「カンボジア王国」が再スタートしました。
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