上智大学アジア人材養成研究センター Sophia Asia Center for Research and Human Development

出版物

アンコール遺跡を科学する

アンコール文化遺産研究というのは、「学問のための学」の枠を越え、文化遺産を文化資源として広く地域社会において活用してもらわねばなりません。同時に、文化遺産学(The Science of Cultural Heritage)は過去と未来を結ぶ総合科学として21世紀の新学問領域を拓くことが期待されます。
上智大学アンコール遺跡国際調査団は、こうした観点からアンコール遺跡の調査・研究を行なう毎に報告会を開催し、『アンコール遺跡を科学する』と題した報告書を発行してきました。
保存・修復・人材養成、現場からの調査・報告、開発と観光、災害と戦災などを踏まえて『アンコール遺跡を科学する』誌を発行し、関係者とネットワークを構築してきました。1993年に第1回目のこのネットワーク誌を取りまとめ、現在、第20回目(2016年)を刊行するにまでいたっております。

アンコール遺跡を科学する
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アンコール遺跡を科学する(第20回)

2016年3月

■ ピタウ先生とソフィア・ミッション ─上智大学のアジア貢献─

「ありがとう」の人生を想う ―ヨゼフ・ピタウ大司教を偲んで ― 髙祖敏明 Memories of the Life filled with Thanks: Recalling Joseph Pittau, S.J. ― Toshiaki Koso

ピタウ先生 告別式 (弔辞) ― 和泉法夫 Funeral Ceremony of Joseph Pittau, S.J. (A Message of Condolence) ― Norio Izumi

ヨゼフ・ピタウ先生とアジア人材養成研究センター ―グランド・レイアウト第1号、アジアへ出かけてソフィア・ミッション― ― 石澤良昭 Joseph Pittau, S.J. and Sophia Asia Center for Research and Human Development: The First Grand Layout, Sophia Mission in the Field of Asia ― Yoshiaki Ishizawa

アンコール文化遺産啓蒙教育 ―上智大学の国際貢献― ― ニム・ソテイーヴン Cultural Heritage Education at Angkor: International Contribution by Sophia University ― Nhim Sotheavin

カンボジア王立芸術大学における「クメール美術史」集中講義から(2013年~2014年) ― 久保真紀子 Intensive Course “History of Khmer Art” in Royal University of Fine Arts, Cambodia (2013-2014) ― Makiko Kubo

Conservation and Restoration Project of the Western Causeway of Angkor Wat Phase Ⅱ (APSARA and Sophia University) Sophia University / ICC technical committee, June 4-5 2015 ― Satoru MIWA
アンコール・ワット西参道技術交流研修委員会:日本委員のカンボジア現場視察調査報告 ― 三輪 悟 Committee for Technical Exchange and Training for Conservation and Restoration Project of the Western Causeway of Angkor Wat: Report on the Inspection of Cambodia by Japanese Committee Members ― Satoru Miwa

アンコール・ワット西参道技術交流研修委員会:カンボジア委員の日本現場視察調査報告 ― 三輪 悟 Committee for Technical Exchange and Training for Conservation and Restoration Project of the Western Causeway of Angkor Wat: Report on the Inspection of Japan by Cambodian Committee Members ― Satoru Miwa

カンボジアにおけるソフィア・ミッション(旧称:カンボジアにおける人材養成)
─保存官養成のためのアンコール遺跡現場実習プログラム─(1991~2015)
日本語英語カンボジア語
Sophia Mission in Cambodia(Former name: Human Development in Cambodia):
On-Site Training Program for Development Preservation Officers of Angkor (1991-2015)
Japanese / English / Khmer

カンボジアの文化復興
【Khmerology=クメール学)研究】

私たち上智大学は、「ソフィア・アピール」(1985年4月20日)を全世界に向けて発表し、「アンコール遺跡はカンボジア人によってあらゆる手段を通じて保護されるべきである(Being of opinion that the complex Angkor should be preserved by the Cambodian people by all possible means)」と宣言しました。この「ソフィア・アピール」は『カンボジアの文化復興』第1号(1989年)に収載されました。
本紀要は人材養成を遺跡のフィールド現場の成果から出発し、遺跡と住民の関係、遺跡同士の比較研究や情報交換、遺跡を取り巻く自然系・理工系・社会系・歴史系・芸術系・地域系を同席させて全方位的に遺跡を検証・診断・精査する学術研究調査誌です。保存修復については、その技術処方箋をつくり、綿密な研究にもとづき、修復して、後世へ伝えていこうとするものです。
『カンボジアの文化復興』は、査読付で、これらの学術調査研究の成果を世界とカンボジア・日本に還元することを願って、日本語・欧文・カンボジア語で刊行します。これまで第29号(2016年)を刊行しております。

カンボジアの文化復興
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カンボジアの文化復興(29)

2014–2016年合併号