研究会・講演会など

【シンポジウム】マジョリティ「特権」の概念と日本における社会的公正教育の可能性と未来の探求:アメリカの事例から学ぶ

日時 2016年10月6日(金) 13:00-17:30
場所 上智大学2号館17階 国際会議場 2-1702 
使用言語 英語・日本語(日英同時通訳有)
参加費/予約 参加自由
  日本において多数派である「日本人」は差別やマイノリティについて「自分は差別していない」「差別は自分とは関係ない」と感じていますが、そのような中、社会的公正教育・人権教育を行う上で「特権」(労なくして得た優位性)という概念は、差別の問題がマジョリティ側の在り方と深く深く結びついていることを気づかせるうえで大変有効です。当シンポジウムでは、「白人性の特権(White Privilege)」という概念を北米に広めたPeggy McIntosh先生および白人人種的アイデンティティ発達理論を展開したJanet Helms先生をお招きし、マジョリティ側に特化した社会的公正教育・心理学的研究・マジョリティのアイデンティティ発達を対象とした研究事例についてご報告いただき、日本における応用性・重要性・意義について討議、マジョリティ側への社会的公正教育の可能性を探ります。
プログラム

13:00-13:10 開会の挨拶   曄道佳明(上智大学学長)

13:10-13:50 基調講演1 “White Racial Identity Theory: A Model for Explaining Why White People Can’t Talk About Race”
  「白人と人種的アイデンティティ発達理論:白人が人種について語れない原因を理解する」
   Janet E. Helms, Director, Institute for the Study and Promotion of Race and Culture, Boston College

13:55-14:35 基調講演2  “White Privilege Awareness: Social Justice Education of Privileged Groups in the U.S.”
  「白人性の特権への気づき:アメリカにおけるマジョリティへの社会的公正教育の歩み」
    Peggy McIntosh, Associate Director, Wellesley Centers for Women

14:35-15:00 Discussion and Q & A
—————— 休憩 ——————
15:15-17:20 パネル・ディスカッション:基調講演を受けて

15:15-15:35「ジェンダー/セクシュアリティ特権の複雑性: 中学生の言語社会交渉のエスノグラフィ」
       宮崎あゆみ (お茶の水女子大学人間発達科学研究所研究員)
15:35-15:55「マイノリティ”特権”という認知と在日コリアンへのレイシズム」
       高史明(神奈川大学人間科学部非常勤講師)
15:55-16:15「日本の大学における特権を自覚するための教育の現状と可能性」
      出口真紀子(上智大学外国語学部英語学科准教授)
16:15-16:35「日本の大学の教員養成課程における特権に気づくための教育の現状と課題」
      渋谷恵(明治学院大学心理学部教育発達学科教授)

16:35-17:20 Discussion and Q & A

17:20-17:30 閉会挨拶 飯島真里子(上智大学アメリカ・カナダ研究所所長)

司会:出口真紀子(グローバル教育センター副センタ―長)

主催 上智大学アメリカ・カナダ研究所/グローバル教育センター
本シンポジウムは上智大学の「スーパーグローバル大学創成支援事業」の計画として実施するものです。
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