都留 康子 (つる やすこ/Tsuru Yasuko)

2014年着任 教授 国際関係論修士(1993年 上智大学)
オフィス: 2-824
TEL: 03-3238-4306
MAIL: ytsuru1987@sophia.ac.jp

担当科目

(博士前期課程)グローバル・ガバナンス論研究1, 2
(博士後期課程)グローバル・ガバナンス論専門研究1, 2

研究関心

国際制度論、海洋ガバナンス、国際政治学、平和学。国際政治理論の中でも国際レジーム論、制度論を用いて、海洋をめぐる 政治と法を分析
国際政治理論の中でもレジーム論、制度論に興味があり、事例として“海”に関わ
る制度、海洋ガバナンスについて研究を進めている。最近では、アメリカや中国
の海洋政策、また、NGOの国際制度構築への影響についても関心がある。

主要業績

(1)「レジーム間コンフリクトと途上国の交渉空間-生物遺伝資源へのアクセス
と利益配分をめぐって」
    『国際政治』第153号,pp.140~156,2008.
(2)「アメリカと国連海洋法条約 ―神話は乗り越えられるかー」
    『国際問題』No.617,pp.42~53,2012.
(3)南シナ海紛争の諸相ーASEANは米中対立をのりこえられるのかー
    『法学新報』第120巻,第9・10号,2014年.

学生へのメッセージ

論文を書くのは辛く、苦しいことも多いかと思います。先が見えない不安もある
でしょう。でも、書いてこそ頭の中が整理され、実になっていくものだし、書き
終えた時の“一瞬”の達成感が救いになります。
院生時代が好きなことが勉強できる一番贅沢な時間だと思います。目先にとらわ
れず、長い目で見て思想や歴史も勉強してください。私自身、「もっと勉強すれ
ば良かった!」とどんなに後悔していることか。今を大切に!