田中 雅子 (たなか まさこ/Tanaka Masako)

k2-4_b
2014年着任 教授 博士(開発学)
オフィス: 2-810

担当科目

国際協力論、ジェンダー論、南アジア地域研究。当事者団体とNGOの役割、移民労働と人身売買
について研究

研究関心

国際協力論、ジェンダー論、NGO/NPO論、南アジア地域研究
(1)当事者団体と支援団体の関係:移住労働と人身売買を題材に当事者間の相互扶助の仕組みと権利回復の運動ならびに開発援助機関の役割について研究。
(2)国際規範のローカル化:国連安保理決議1325(女性・平和・安全保障)の国別行動計画策定過程への市民社会の参加に関する比較研究

主要業績

”Balancing between Politics and Development: The Multiple Roles Played by Indigenous People’s Organisations in Nepal”, History and Sociology of South Asia, Jamia Milla Islamia, New Delhi: SAGE Publications, 2013年1月、Vol. 7(1),

“The Changing Roles of NGOs in Nepal: Promoting Emerging Rights-Holder Organizations for Inclusive Aid”, Voluntas: International Journal of Voluntary and Nonprofit Organizations, International Society for Third-Sector Research (ISTR) and The John’s Hopkins University, Springer, 2011年、Vo.22 (3)

学生へのメッセージ

グローバル化による相互依存と格差の拡大が進む中、国際協力は地球市民である私たち誰もの役割と言えます。援助する側とされる側の非対称的な力関係や対象となる地域の文化を理解しない援助は、負の影響をもたらすことがあります。社会参加を阻まれてきた先住民や人身売買のサバイバーなど当事者の運動が世界で広がる中、運動に共感して連帯する市民の役割も重視されています。
私は市民運動の提言から生まれた国際規範が、ローカルな文脈の中でどのように活用されるのかを、社会運動と開発援助の両面から研究しています。その中には日本社会へのヒントになる学びもあります。実例の批判的検証からより良い国際協力について検討し、紛争や暴力、貧困のない世界を創り出す仲間を増やしたいと考えています。