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言語研究コース

研究コースガイダンス資料(2016年3月31日開催)はこちらから

言語研究へのいざない

私たちは日々ことばによって考え、伝達し、行動しています。ことばは知覚・記憶など他の心の働きと密接に関連し、人間精神の基盤をなしています。ことばを話し理解する能力は人間以外の動物にはない人間独自の能力です。世界の言語の多様性は驚くほどですが、その一方でどの言語にも見られる基本的な性質があり、表層的な多様性の背後に思いがけない共通性が潜んでいます。人々はどのように言語を獲得するのか、ことばの教育はどのように実践していくべきか、実際のコミュニケーションの場で人はどのように言語を使用しているか、ことばの障害とはどういうものか、など考えたことはありますか?言語研究コースでは、以下の3つの視点からことばの仕組みやあり方について考えることで、言語の本質に迫っていきます。

①言語能力を文の構造や発音の仕組み、言葉の意味等の観点から科学的・包括的に研究する。
②日本語および諸外国語に関する経験的・記述的研究を通して言語の普遍性と多様性を深く考える。
③社会•文化•歴史•科学•教育•心理などの様々な人間の営みにおける言語の機能・役割を考察する。

言語研究コースでの学びの流れ

言語研究コースは「コア科目」で「理論言語学」「応用言語学」「言語聴覚障害学」「翻訳・通訳科目」の4領域にわたり120科目以上を提供し、皆さんの多様な言語研究への興味・関心に応えます。34年次で履修する演習科目もそれら4つの領域で開講されます。

言語研究コースを第二主専攻とする場合の履修の流れ(履修モデル)を下の表に示します。モデルに縛られる必要はありませんが、自身の勉強の指針としてください。なお、言語研究コースを副専攻として選択する場合は演習科目、卒業論文・卒業研究は必要ありません。

*詳細は『履修要覧』を参照すること

導入科目
1年~(6単位)
言語の科学的な研究に必要な最も基本的な知識(音と意味を結びつける仕組みの本質、
言語研究の諸分野とそこでのさまざまなアプローチ、言語の普遍性と多様性の基本的な側面、など)を学びます。
科目例 言語学概論1・2、日本語学概説1・2、Introduction to the Study of Language1・2、応用言語研究入門1・2

*上記とあわせてコース共通導入科目(全学共通科目)の「言語と人間Ⅰ・Ⅱ」の履修を強く勧めます。

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コア科目
2年~
(20単位)
4領域の120以上の科目でより専門的に学びます。履修は複数の領域にまたがっても構いません。
理論言語学 応用言語学 言語聴覚障害学 翻訳・通訳科目
人間の言語の構造と機能を学びます。言語の仕組みの中核をなす音声、文法、意味などについての科目があります。 社会との関係の中で言語を考える領域、外国語習得・外国語教授法に関する実証的な研究領域、コンピューターによる言語情報処理を学ぶ領域などが含まれます。 成人・小児の言語・コミュニケーションの障害について学びます。 翻訳・通訳の実践的スキルの獲得とその学問的基盤を学びます。
科目例 文法論1・2 言語処理入門、Sociolinguistics 言語聴覚障害学概論 翻訳論、英語通訳基礎

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演習科目
3年~
(4単位)
理論言語学 応用言語学 言語聴覚障害学 翻訳・通訳科目
「コア科目」同様に4つの領域で開講されます。各自の興味・問題意識に基づいてテーマを選定し、能動的に研究をすすめます。3年次からの履修を勧めます。
科目例 演習(日本語学) 1・2 演習(外国語教育学)1・2 演習(言語聴覚障害学)1・2 演習(通訳とフランス文化理解)1・2
卒業論文
・卒業研究
4年
(6単位)
自ら選定したテーマに関して卒業論文を執筆し、言語研究コースの勉学の成果を形に残します。大学生活の集大成といえましょう。なお、副専攻の場合は履修できません。

☆英語名の科目は講義も英語

 

国際言語情報研究所(SOLIFIC):
http://dept.sophia.ac.jp/is/solific/