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中東・アフリカ研究コース

中東・アフリカ研究の魅力

中東やアフリカは日本からみると、地理的にも文化的にも遠い地域に感じられるかもしれません。しかし実際には、イスラームは国際社会の広い地域に様々な影響を与えており、また経済的には資源の調達先、成長が見込まれる市場、そして開発援助の供与先としても、日本との関係は決して希薄ではありません。そうした観点から中東・アフリカ地域について研究することは、大いに意義のあることでしょう。ただ、もう1つ別な観点があることも忘れてはなりません。文化的、社会的に大きく異なっているからこそ、それを学ぶことではじめて気付かされる見方、考え方があるはずだし、ひいては自文化を相対化し、あらためて見つめ直す格好の契機となるのではないでしょうか。中東やアフリカと真摯に向き合えば、そうした醍醐味を実感できるに違いありません。

科目の構成と概要 ※[主]は第二主専攻として、[副]は副専攻として履修する場合を指します

開講元と履修者数制限についての注意
本研究コースは外国語学部開講の科目も少なからず含んでいるものの、多くの科目は総合グローバル学部開講の科目です。後者のうち演習科目はとりわけ、履修できる外国語学部生の枠には限りがあります。演習科目の履修が必修となる第二主専攻として選択する場合、とくに注意してください。

導入科目(1年次~;[主]・[副]とも最低3科目6単位、コース共通導入科目を含めることも可能)

中東、アフリカを学ぶ上で基礎となる科目として、本研究コースでは8科目を導入科目に指定しています。このうち「中東研究概説」と「アフリカ研究概説」のいずれか2単位を履修することを勧めます。

コア科目(2年次~;[主]最低10科目20単位、[副]最低5科目10単位)

特定の分野ごとに専門的に学ぶための科目群です。大半の科目は、主たる対象地域を中東(北アフリカを含む)かサハラ以南のアフリカかのいずれかとするものです。また、分野別にみると、歴史、宗教、芸術・文化、政治、経済、社会などを扱う科目が揃っています。対象地域や分野を参考に、自身の興味・関心を踏まえて計画的に履修し、問題意識を明確にしていくよう心がけてください。

演習科目(3年次~;[主]のみ最低4科目8単位、[副]必須ではないが外国語学部開講の演習なら履修も可)

少人数制・参加型の専門的な授業で、大学における学問のハイライトといっても過言ではありません。担当教員ごとにテーマが設定され、文献の輪読、発表、ディスカッションなどをおこなう、主体的で密度の濃い学びの場です。3年次から4年次にかけて同一教員の演習を継続して履修することが原則です。また受講人数制限がありえますので、2年次秋学期に行われるゼミ説明会への参加が必須です。

卒業論文・卒業研究(4年次;[主]のみ2科目6単位、[副]履修不可)

自身が履修する「演習科目」の担当教員の指導を受けながら、大学4年間の集大成としての研究成果を作成します。卒業論文の場合、先行研究のレビューおよび問題設定により示した方向性にしたがい、資料収集、現地調査で材料を得て、それを自分なりに考察・分析して結論へと導くといった作業になるでしょう。真剣に取り組んで完成させたときの達成感は、他では味わえない格別のものであるはずです。

*この研究コースを副専攻として選択する場合、FGS開講の演習、卒業論文・卒業研究は履修できません。

履修モデル

以下のモデルに従う必要はありませんが、参考にして自身の履修計画を立てましょう。

マグレブ地域(北アフリカ西部)の社会を中心に学ぶ場合(第二主専攻での履修)の一例
導入科目(6単位) 中東研究概説、アフリカ研究概説、グローバル化と宗教
コア科目(20単位) 中東イスラーム史(前近代)、中東社会論、 民衆イスラーム論、イスラームとジェンダー、中東イスラーム思想論、 アフリカ社会経済論、フランス語圏の歴史研究1・2、 フランス語圏アフリカの社会と経済、北アフリカ社会開発論、特講(イスラーム圏総合研究)
演習科目(8単位) 演習(北アフリカ社会経済)1・2