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ヨーロッパ研究コース

ヨーロッパ研究コースについて

外国語学部生であれば、ヨーロッパに興味をもって大学での専攻を選択した人も少なくないでしょうし、今後、専攻語を学ぶ過程で必ず何らかの形でヨーロッパを意識させられることがあるでしょう。しかし、「ヨーロッパ」という言葉が表す概念や地理的境界は非常に多義的で、私たちは身近に感じられるヨーロッパのことを実はあまりよくわかっていないのです。本研究コースは、各自の専攻外国語とその言語圏のさまざまな事象、たとえば歴史、社会、芸術、政治・経済などを入り口として、それらを包括するヨーロッパへの理解を深めることを目指しています。具体的には、①ヨーロッパの特定の国または地域に関わる事象、②ヨーロッパ全域に関わる事象、③ヨーロッパの特定の国または地域間の関係や比較、④EUまたはEUと構成国との関係、を研究対象とします。

ヨーロッパ研究コースの科目群※『履修要覧』も必ず参照すること

導入科目

ヨーロッパ史を通観する「ヨーロッパ史概論」は、本研究コースを第二主専攻として選択する場合は必ず履修しましょう。さらに「ヨーロッパの宗教と社会」もしくは「ヨーロッパの芸術と文化」のいずれか1科目を履修してください。ヨーロッパについての幅広い基礎知識を身につけるとともに、2年次以降の専門的な学習、研究の対象を絞り込んでいくことができるでしょう。

コア科目

導入科目の履修を通して固まってきた各自の関心のあり方に沿って、特定の分野におけるより専門的な知識を学ぶことになります。効率的な科目選択のための目安として、歴史系、宗教・社会・文化系、芸術系、政治・経済系の4系列に分類されていますが、複数の系列から履修してもかまいません。本研究コースのコア科目は多彩で数も多く、ともすれば場当たり的な選択になりがちです。大切なのは、常に卒業論文へと結びつく学習、研究の方向性を意識しながら科目を選択していくことです。

演習科目

各自が設定したテーマについての調査・研究成果を報告し、教員、他の受講生との議論を通して、卒業論文・卒業研究へと発展させていく場です。他の研究コースにも言えることですが、ヨーロッパ研究の場合は特に、各自の専攻外国語と英語に加え、別のヨーロッパ系の言語が必要とされることが少なくありません。欧文文献の精読やフィールドワークに対応できるよう、早くから語学力を鍛えておくことも重要です。なお、同一担当者の演習科目を3年次より2年間履修することを勧めます。

卒業論文・卒業研究(副専攻の場合は履修不可)

自身が履修する「演習科目」の担当教員の指導を受けながら、大学4年間の集大成としての研究成果を作成します。卒業論文の場合、先行研究のレビューおよび問題設定により示した方向性にしたがい、資料収集、現地調査で材料を得て、それを自分なりに考察・分析して結論へと導くといった作業になるでしょう。真剣に取り組んで完成させたときの達成感は、他では味わえない格別のものであるはずです。

履修モデル

以下のモデルに従う必要はありませんが、参考にして自身の履修計画を立てましょう

①フランスとスペインの歴史的関係を研究したい
導入科目(6単位) ヨーロッパ史概論、グローバルヒストリー入門、ヨーロッパの芸術と文化
コア科目(20単位) 西洋史概説I・II・III、フランス近現代史研究、フランス語圏の歴史研究、
西洋史特講(フランス史の諸問題)、西概史、西史特講A・B、
近現代スペイン研究
演習科目(4単位) 演習(フランス語圏の歴史)1・2あるいは演習(西史)1・2
②EUにおけるドイツの役割を研究したい
導入科目(6単位) ヨーロッパ史概論、ヨーロッパ政治経済入門、ヨーロッパの宗教と社会
コア科目(20単位) ドイツ近現代史、日独環境比較研究、ヨーロッパ政治経済論、EU―法と社会、ドイツ政治研究、
EUの現在と過去、日独経済比較研究、ドイツ法I・II、特講(EU研究)
演習科目(4単位) 演習(日独政治比較)1・2

 

ヨーロッパ研究所:
http://dept.sophia.ac.jp/is/ei/