ハルビン学院顕彰奨学金の授与式が行われました。

秋山 真一

 5月30日(火)の昼休み、上智大学13号館3階の303、304会議室にて2017年度のハルビン学院顕彰奨学金の授与式が行われました。今年度の奨学生は、
5年生 池田多詠子(いけだ・たえこ)さん
4年生 大橋知紘(おおはし・ちひろ)さん
3年生 阪村亮太(さかむら・りょうた)くん の3名でした。

 

5年生の池田多詠子さん(右)と3年生の阪村亮太くん(左)。大橋さんは就職活動のため欠席でした。

5年生の池田多詠子さん(右)と3年生の阪村亮太くん(左)。大橋さんは就職活動のため欠席でした。

 池田さん、阪村くんには学科長の原先生から直接表彰状が手渡されました。

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 曄道学長、神澤学生センター長、村田学部長の挨拶に続き、ハルビン学院関係者を代表して、ハルビン学院連絡所代表代理の麻田恭一さんからも挨拶をいただきました。

麻田さんに乾杯の発声をしていただきました

麻田さん(右端)に乾杯の発声をしていただきました

 池田さんのコメントをお伝えします。

 「この度は、ロシア語学科で受け継がれてきた伝統の一つともいえる、哈爾濱学院奨学金を頂くことができ大変光栄に思います。改めまして御礼を申し上げます。 私は日露経済へ関心があり、ロシア語学科に入学しました。念願が叶い、3年次には交換留学生としてロシアのサンクトペテルブルクで一年を過ごしました。 これまでの学生生活を通して気づいたことがあります。それは、語学を学ぶ者が目指すべきものは、「語学を自由に操れるようになる」ことの先にある、「語学をツールに何かができるようになる」であるということです。例えば、研究者を目指すならば、ロシア語を使って論文を読む力が必要です。就職する場合は、ロシア語で商談をし現地情報を集める力などが必要になると思います。 まだ日本ではロシア語を生かして働く場所は限られていますが、今後日露関係が深まっていけば、ロシア語プラスアルファの力で社会に貢献できる機会も増えていくのでしょう。 今回の授賞を励みに、私自身、引き続き、ロシア語プラスアルファの力を身につけるべく行動に起こしていきたいと思います。」