特色と目的

ロシア語学科の特徴

  • ロシアについて総合的に学ぶことができる日本でも数少ないロシア語・ロシア地域研究の専門学科です
  • 1、2年次でロシア語の基礎を徹底的に身につけ、3、4年次で、より高度の語学力を身につけ、幅広いロシア地域研究を学びます
  • 1学年の定員が60人(2012年度から。2011年度までは50人)で、学生と教員の関係が緊密です

ロシア語学科には、通訳、翻訳、文化、外交、政策研究、報道などの分野の第一線で、ロシア語とロシアについてのスペシャリストとしてキャリアを積んできた経験豊富な教員が集まり、実践的で高度な、そして専門的なロシア語教育とロシア・ユーラシア地域研究を実施しています。

ロシア語学科の目標を実現するため、ロシア語学科では、1、2年生のあいだは、必修科目である「基礎ロシア語Ⅰ-1」、「基礎ロシア語Ⅰ-2」、「基礎ロシア語Ⅱ-1」「基礎ロシア語Ⅱ-2」の授業(90分)を月曜から金曜まで6回受講します。これらの「基礎ロシア語」の授業では、複数の専任教員によって、文法、会話、講読をバランスよく組み合わせた、密度の高い教育が行われています。

「基礎ロシア語」の授業では、予復習を兼ねて、ほとんど毎回のように宿題が出され、提出された宿題は教員によって添削されて返却されます。また、ネイティヴ教員が吹き込んだパソコン用音声教材が配布され、発音や会話についても自主学習ができるような工夫がはかられています。

「基礎ロシア語」の授業では、試験が年間約16回実施されます。これにより、学生は、自分自身の弱点や学習上の問題点をいち早く見いだすことができるとともに、教員も、個々の学生の弱点や問題点を知り、必要な場合には、個別指導やアドバイスを行います。

ロシア語学科の1学年の定員は60名ですが、「基礎ロシア語」の授業では、60名が一緒に学ぶ授業は6回のうち1回だけで、それ以外の授業では、1学年を2~4クラスに分けて、少人数編成の授業が実施されています。

ロシア語学科では、3、4年生になると、「ロシア語研究専門分野科目」では、能力に応じて、習熟度別に編成されたロシア語の授業を受講し、また「ロシア・ユーラシア研究専門分野科目」では、関心に応じて、さまざまな講義を受講し、ロシア語学習を基礎に、ロシア・ユーラシア地域の文学、文化、社会、政治・外交、経済の広い分野にわたる地域研究を専門的に学ぶことができます。

「ロシア語研究専門分野」、「ロシア・ユーラシア研究専門分野」ともに、演習(ゼミナール)科目が配置され、学生が主体となった討議・調査・研究・報告・論文作成などがおこなわれます。

1学年の定員が60人という小規模な学科であるため、学生と教員の関係が緊密で、アットホームな雰囲気です。

ロシア語学科の教育方針

  • 2年次終了までに日常会話に不自由しないロシア語能力を養成します
  • 卒業までにロシア語を使って仕事ができる即戦力を養成します
  • 学生の希望や能力に応じたきめこまかな教育を実施します
  • 互いに相手を思いやり、相手の立場に立って考えます

ロシア語学科は、2年次終了までに、日常会話に不自由しないロシア語能力が身に付くこと、そして、卒業までに、実際の仕事の場でロシア語を使って仕事ができる即戦力としてのロシア語能力を獲得することを目標としています。

学生はひとりひとり個性があり、入学した動機や卒業後の希望も違います。したがって、ロシア語学科の専任教員は、学科の学生全員の名前を覚え、学生ひとりひとりの個性を知り、年次が進むにつれてふくらんでくる卒業後の希望をかなえられるよう、さまざまなアドバイスや指導を実施しています。

ロシア語学科は、基礎段階での発音の矯正や文法事項の補習、また3、4年次生の専門的学習、またゼミ論文や卒業論文・卒業研究の作成などのために、個別指導を実施し、さらに進学を志望する学生に対しては進学希望先に応じた個別の学習指導を実施しています。

ロシア語学科は、本学のキャリアセンターが実施しているガイダンスとは別に、学科独自の就職指導を実施しています。また学科OB/OGや就職内定者によるガイダンスや懇談会を実施しています。在学生は、他学部他学科にはあまり例のないロシア語学科同窓会のネットワークを活かして就職活動を進めることができます。

ロシア語学科の教員は、たえず変化していくロシア語とロシア社会の最新の動向を研究しています。新しいことを学び、研究するという意味では、私たち教員も学生も、対等です。 ロシア語学科の教員は、教員も学生も一人の人間として対等の立場で、互いに相手を思いやり、相手の立場に立って考えることが、いちばん大切なことだと思っています。外国人とのコミュニケーションにとっても、この、互いに相手を思いやり、相手の立場に立って考えるということがいちばん大切だからです。

ロシア語学科の教育研究上の目的及び人材養成の目的

本学科は、ロシア語の徹底した基礎訓練のうえに、ロシア・ユーラシア全般にわたる豊富な知識を学生に与え、国際社会で役立つ人材、すぐれた研究者を養成することを目標にしています。

1年生、2年生においては、日本人教員とロシア人教員の協力のもとで、徹底したロシア語の基礎訓練をおこない、3年生、4年生では、それぞれの学生の関心に従って、人文科学系、社会科学系双方にわたる、多様な講義科目、演習科目が受講できるようになっています。とくに実用ロシア語の教育には力を入れており、ロシア語通訳法、ロシア語翻訳法(和文露訳)に関する科目を多数開講しています。ロシア文学やロシア語学に関する専門的な内容の科目はもちろん、日々変化するロシアの実情を知るための科目、ユーラシア全般を対象にした科目もそろえています。