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学部長の挨拶

ようこそ、上智大学外国語学部のサイトへ!

村田学部長

外国語学部長 村田 真一

 

 いま、みなさんは、言語や外国に関する勉強に関心をもってこのサイトを開きましたね。外国語を学んだらどうなるか、どう学べばよいのか、どうすれば大学に合格できるかなど、期待と不安の混ざった気持ちで読み始めたのではないかと思います。

 情報通信技術が世界の隅々まで浸透すると、いながらにして外の世界へ自由に飛び立てるかのような感覚にとらわれます。しかし、外国があいかわらず「外の国」であることに変わりはなく、長く海外に暮らす人にとっても、やはり、「外」である場合があります。それはなぜでしょうか。言語や文化の異なる人とは、ほんとうにわかりあえるのでしょうか。同じ言語を話す人どうしでさえ共通理解に達しないことが往々にしてあるのに。それを知ってか知らずか、言語という摩訶不思議なものは、人類に伴走しながら、時を超えて存在し続けます。実は、このような問題を考えることに、外国語を学ぶ意義があるのです。

 本学に外国語学部が創設されて、約60年が経ちました。この間、私たちを取り巻く社会も世界全体も大きく変容を遂げ、外国語を学ぶ目的も、実用語学の習得からさまざまな場面でのコミュニケーション能力の習得へ、やがて、地球規模の問題解決のための叡智の伝えあいへと大きく変化しています。それとともに、外国語を学ぶ人への期待や要求の内容も様変わりしました。今こそ、なぜ外国語を学ぶ必要があるのかを熟考しなくては。

 外国語学部には、英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語の6学科があります。学生は、それぞれの専攻語をしっかりと身につけるとともに、英語の運用能力に磨きをかけ、日常的に使う母語も言語として認識できるよう努めています。そして、言語学習を通してさまざまな言語による発想や行動様式の差異をよく知り、学習対象とする地域の研究を経て、その地域と他の地域や現実と自分とのかかわりを主体的に考え、身近な出来事や概念などを相対化しようとしています。これは、与えられた課題をただこなす受け身の勉強ではないだけに、充実した真の学びなのです。

 大学入学はゴールではなく、スタートです。みなさんのほんとうのゴールは遠方にあると思いましょう。自分なりのユニークな目標を立て、そこへ向かって積極的に進んでください。大学が高校までと違う点は、人任せにしないで学習プランをデザインし、責任をもってそれを実現していく楽しさを体得できるところです。本学部は、そのようなプロセスに共感を覚える若い人たちが出会う場といえます。みなさんも、言語を学びながら、ことばひとつひとつに命を吹き込んでください。

 このサイトを通して、変わりゆく世界とそれに対する私たちの向き合い方を考えていければ嬉しく思います。あわせて、学部長ブログも参照してください。

 

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