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留学制度

概要

海外留学は、語学の習得、滞在国に関する研究において、きわめて大きなステップアップのチャンスです。そのうえ、異文化のなかで生活することで、日本について、自分自身について見つめ直す契機にもなります。ポルトガル語学科でも毎年、多くの学生たちが留学にチャレンジし、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきます。

留学制度の詳細については以下を参照してください。

長期留学

長期留学の制度には、「交換留学」および「一般留学」という2種類があります。前者は上智大学が交換留学協定を結んでいる大学が対象(学内選抜あり)となり、後者は大学を自由に選ぶ(所属学部長・学科長の許可は必要)ことができます。どちらの場合も留学先で取得した単位は本学の単位に換算できるので、4年間で卒業することも可能です。

交換留学協定校のうち、ポルトガル語学科生が基本的に志願するポルトガル語圏の大学、関連の大学は以下の10校です。

リオグランデドスル・カトリック大学(PUCRS)[ブラジル]

サンパウロ大学(USP)[ブラジル]

ブラジリア大学(UnB)[ブラジル]

カンピーナス大学(Unicamp) [ブラジル]

サンパウロ・カトリック大学(PUCSP)[ブラジル]

アヴェイロ大学(Aveiro)[ポルトガル]

ポルト大学(Porto)[ポルトガル]

コインブラ大学(Coimbra)[ポルトガル]

ミーニョ大学(Minho)[ポルトガル]

マカオ大学(Macau)[中国マカオ特別行政区]

ポルトガル語圏以外の協定校を志願することも可能で、英語圏等の大学に留学する学生もなかにはいます。

このほか上智大学を休学して留学するかたち(「休学による海外勉学」)を選ぶ学生もおり、この場合、留学先の制限はありませんが本学の単位への換算はできないため、4年間で卒業することはできなくなります。

短期留学

上智大学には、夏期休暇、春期休暇を利用した海外短期語学講座や海外短期研修の制度があり、ポルトガル語学科の学生もこれらのプログラムに参加できますが、ポルトガル語圏へのものは現在のところありません。ただ、長期休暇の間に個人的にポルトガル語圏に滞在し、語学学校に通うような学生もいます。