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学科紹介

留学体験記

山本 安奈さん(カナダ・ケベック)

 私が交換留学をしたのはラヴァル大学でした。カナダのフランス語圏、ケベックにあります。初めての場所で暮らしてみたかったことと、フランス本土に比べて費用がかからないことが、ここを選んだ大きな理由です。訛りの強さが不安でしたが、実際にはケベックにして本当によかったと思っています。強い訛りに慣れることで、様々なフランス語に対応できるようになるのはもちろんですが、なにより、他の人と楽しく会話をする姿勢を身に付けたように思います。いわゆるスタンダードなフランス語がすべてではないという前提でコミュニケーションをとるため、お互いが一生懸命相手を理解しようとする独特の雰囲気をケベックで感じました。多様性に対するケベックの寛容さの中で生活するうちに、自分自身や相手が話すフランス語に対して寛容になり、以前よりずっと楽しく会話することが出来るようになりました。今では訛りも含めてケベックに愛着があり、フランスのことだけを考えていたのでは得られない経験が出来たと思っています。感性とチャンスへのアンテナを張って、充実した留学を自分で作り上げてください。

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