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学科紹介

留学体験記

三溝 彩希子さん(ドイツ)

 私は3年次にケルン大学に留学しました。留学を希望した背景には、1・2年次にドイツ語学科の授業を通じて、語学力を培いながらドイツ語圏に関する問題意識を深めていったということがあります。その上で、「ドイツの背負ってきた歴史が、同国の現代の政治姿勢にどのような影響をもたらしているのか」というテーマについて、ドイツの大学で現地の教授陣や学生たちに交ざって研究したいという思いがありました。実際にケルン大学で講義を受け、口頭報告に加えて文献の読み込みや論文の作成などをすべてドイツ語でこなすのはかなり大変なことでしたが、留学前に聴解や口頭表現だけでなく読み書きについても重点的に練習していたため、なんとか踏ん張ることができました。1年間の留学を語学力の向上だけで終わらせるのではなく、それを生かした専門分野の研究という次のステージへとステップアップさせることができたのはとても貴重な経験であったと思います。

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