ビルバオから“¡URTE BERRI ON!” (バスク語で「あけましておめでとう!」)

屋葺萌(やぶき もえ)

こんにちは、ビルバオのデウスト大学に留学中の屋葺萌です。

今年度から上智との協定が始まった大学なので、初の上智生として飛び込んでみました。私は「観光学」に興味を持ち、世界有数の観光大国スペインがどのようにして世界に「スペイン」を発信して多くの観光客を呼び込んでいるのか、その構造や成長の過程などを学びたいと思ったので観光学科を選びました。

大学中で日本人は私一人という恵まれた環境のおかげでスペイン人はもちろん、ドイツ人、ブラジル人、オランダ人など、日本ではなかなか出会うことのない様々な国の留学生とも仲良くなり、楽しく過ごしています。大学の授業に限らず、そうした外国人の友達とただ一緒に遊びに行っておしゃべりをしているだけでも、価値観や文化の違いなど常に新たな発見を得られるのが留学の大きな魅力だと思います。

ところで、ビルバオというとあまり馴染みがないと思いますが、実は美食の都市として知られています。街はバルで溢れているので、何件もはしごして色々な「ピンチョス(おつまみ)」を楽しむのがスペイン流です。街自体は都会過ぎず、田舎過ぎず、綺麗で治安もいいので留学生活を過ごすには最適の場所だと感じています。スペイン人というと底抜けに明るくて陽気なイメージを持っている人が多いと思いますが、バスク地方の人々は比較的落ち着いていて、スペインの中では性格や人との距離感などが日本人に近いような印象も受けます。また、未だに起源が分かっていない謎の言語「バスク語」が使われている地域としても有名で、大学には留学生向けバスク語講座も用意されています。テレビでアニメ「ドラえもん」のバスク語バージョンが放送されていたのにはびっくりしました(笑)そのように生活の中の所々にバスク語が見られますが、幸い日常会話や大学の講義はスペイン語で行われているので外国人でも不自由することは全くありません。

名物のグッゲンハイム美術館

名物のグッゲンハイム美術館

さて、先日はビルバオでの年越しを経験しました!スペインではクリスマスは家で家族とゆったり静かに、年越しは友達とワイワイ祝うのが一般的なので私も友達と集まって過ごしましたが、新年を迎える瞬間は街中で花火が打ち上げられ、お祭りムード全開でした。スペインの年越しといえば、欠かせないのが12粒のブドウです!12時に鳴らされる12回の鐘の音に合わせてブドウを一粒ずつ食べられたら新年に願い事が叶う、と言われるこの国の大晦日の風物詩です。私ももちろん気合十分で挑みましたが、きちんとタイミングに合わせて12粒食べるのは至難の業でした!長年の経験とコツが必要なようです(笑)

年越しの瞬間に友達と!

年越しの瞬間に友達と!

というわけで、あっという間に留学生活も残すところあと半年になってしまいましたが、引き続き色々なことに積極的にチャレンジして充実したものにできるよう頑張ります!