自分の文化を外から見る

朝日涼太

こんにちは!
ドイツ語学科3年、現在トリア大学に留学している朝日涼太です。トリアはドイツ南西ラインラント・プファルツ州に位置し、ローマ時代の遺跡が多くある小さな田舎町です。

ドイツに到着してから半年が過ぎようとしてますが、この半年間は本当にあっという間でした。ドイツに着いてからドイツ語の難しさに苦しむ毎日ですが、タンデムなどをしていて日本語についての質問を受けると、日本語もまた複雑なのだなと思います。あるタンデムパートナーにある質問をされました。「僕の日本人の先生はタバコと書いていた。でも今君はたばこと書いた。そして煙草という漢字もある。みんなどう使い分けているの?」正直うまく答えられませんでした笑。文の流れや雰囲気だよと言いましたが、彼が理解できたかどうかはわかりません。この他にも政治や歴史などの自分の文化を外から見ることができるというのも留学の一つの利点だと思います。

授業の他に、運良く農場体験の機会があったので農場体験にも行ってきました。お世話になったのは農薬を使わないで作物を育てるBioの農家で、野菜以外にもクリスマスツリーの栽培や羊の飼育も行っていました。日本でも農業体験はしたことはなかったので、いつも食べている野菜等がどのような場所でどのように作られているのかという普段の生活で見られない部分を見ることができ、よい経験となりました。またその農家には8歳の男の子がおり、いつもはドイツ人の大学生としか関わる機会がないので、全く違う年齢層の人と交流を持てたのもなかなか刺激的でした笑。

今は夏学期が無事に終わり、留学生にとっては長すぎる三ヶ月の夏休みがやって来ました笑。今しかできないヨーロッパ旅行をしつつ、来期始まるまでゆっくり過ごしたいと思います!

r-asahi