どうぞよしなに、ドイツ

清水悠佑

Hallo!
こんにちは。

トリーア大学に留学している清水悠佑です。
現在、秋学期の授業開始に向けて励んで事前講習の真最中です!
なので、今回私は留学先に到着する前に3週間ほど旅行したことを中心に書いていきたいと思います。

まず初めにカタールを経由してベルリンに行きました。
トランジットを含めて22時間のフライトでヘトヘトでしたが、中心街に行くとテレビや雑誌などで見たことのある風景が広がり、本当にヨーロッパに来たんだな、と胸が高鳴りました。
私は美術関係が大好きで、ベルリンにある美術館という美術館を制覇し、幸せ疲れとは正にこのことだと実感しました。巡りすぎで1日2万歩以上歩いたのも、聞くだけで疲れますが、今思えばいい思い出です。
それと、日本で「ベルリンの売り子は笑わない」と聞いてビクビクしていたのですが、優しく笑いかけてくれた人が多く、ちょっと驚きました。

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好きな絵画に会えて喜ぶ僕。

 

お次はポーランドへ2週間ほどお邪魔しました。
ワルシャワとクラクフに約1週間ずつお世話になりましたが、街がきれい、その一言に尽きます。旧市街地では俗に言う“ヨーロッパ”というような街並みで、キラキラ輝いているように見えました。歩くだけで映画の中にいる気分になりました。大好きです、ポーランド。

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写真も撮りたくなります。
一番印象に残ったものは、アウシュヴィッツでの体験でした。百聞は一見に如かずという言葉の通り、目にするもの耳にすることが予想を超えており衝撃を受けました。

さて、旅程を終えいざトリーアへと意気込み、列車での長距離移動が始まると、そこはトラブルの温床でした。
夜行列車を利用したのですが、椅子が倒せない、車内が明るいでなかなか眠れず、やっと寝られたと思えば陽気な係員さんがチケットのチェックに来ます。まあ寝られません。さらには列車が遅延し、乗り換えができませんでした。最後は駅のホームを間違えてしまい、買い直したチケットを無駄にしました。踏んだり蹴ったりです。この日は生気を失いました。

ケルンから列車に揺られること3時間弱、ついにトリーアの駅に到着したのです。そこで私を待っていたのは長い歴史が生み出した美しい街並み、気さくに話してくれる優しい人たち、そしておいしいアイスクリームでした。

現在、平日は大学での事前講習が入り少し忙しくなりましたが、大学側も様々なイベントを催してくれるおかげで勉学、友人関係共に充実した毎日をおくっています。
さらには世界中から集まってきた本当に国際色豊かな留学生とも仲良くなり、これからの生活が本当に楽しみです!

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