在外履修もあと数週間!

茶谷莉彩

Servus!(セアヴス!:ミュンヘンで良く使われる便利な挨拶の言葉)

ドイツ語学科2年の茶谷莉彩です。私は、ドイツ南部に位置するバイエルン州、ミュンヘンに来ています。ミュンヘンと言えば、ドイツで3番目に大きな都市ですが、皆さんはどのような印象を持っていますか?このブログでは、ミュンヘンの魅力を少し紹介し、私自身が経験した留学生らしい体験談をいくつか書きたいと思います。

以前にドイツのフランクフルトに住んでいた私ですが、ミュンヘンには一度も行ったことがなく、土地が高くお金持ちが多く住む綺麗な街という情報だけを持ち、ミュンヘンに到着しました。私は、到着後の市内に向かうバスから見たミュンヘンの街並みで一瞬にしてミュンヘンに惚れ込んでしまい、今ではミュンヘン愛に溢れながら毎日楽しく生活しています。

勝利の門

勝利の門

アリアンツ・アリーナ

アリアンツ・アリーナ

まず、実際に住んでみたミュンヘンの印象は非常に治安が良く、人も優しく、街並みも綺麗で、ドイツの中では比較的に天気が常に良く、快適に過ごせる街だと感じました。ミュンヘンに住んでいるドイツ人はミュンヘンが一番だと主張しているところをよく耳にしますが、実にその通りだなと日々感じています。なんと言ってもバイエルン州の州カラーである水色と白の旗が街の雰囲気をより明るくし、又、歴史的に多くの貴族が住んでいた淡い色を基調とした古き建物は、高貴な雰囲気を漂わせ、中心部を歩くと今でも貴族が優雅に過ごしているのを垣間見れる気がします。

レジデンツ

レジデンツ

マリエン広場の新市庁舎

マリエン広場の新市庁舎

Münchner SchnitzelとMünchner Weißwurst

Münchner Schnitzelと
Münchner Weißwurst

ミュンヘンと言ったら、オクトーバーフェスト!

毎年9月〜10月に行われるオクトーバーフェストは、ドイツ人がこよなく愛する代表的なドイツのイベントで、この期間は街が一層賑わい、とても楽しい3週間が続きます。

私は、実際にドイツの民族衣装・ディアンドルを来てオクトーバーフェストに2回行きました。最近では、ドイツの他の都市や日本でも行われているオクトーバーフェストですが、ミュンヘンは他とは規模が違います。何しろ非常に大きいのです。本場のオクトーバーフェストでは、数え切れないほどの種類豊富なアトラクションやレストランもいくつかあり、もちろんソーセージも多くの種類が売られ、その他にはアイスクリーム、甘いナッツ、伝統的なバッグや装飾品など沢山の物が売られていて、オクトーバーフェストのエリアに入ると現実世界とは少し離れて、非常に愉快で独特な世界観に引き込まれます。

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民族衣装を着てオクトーバーフェスト

チョコレートをかけた果物が売られているお店

チョコレートをかけた果物が売られているお店

実際に、ディアンドルを着てオクトーバーフェストに参加したことによって、ドイツ人がオクトーバーフェストをとても好んでいる理由を身体全体で理解することが出来ました。私も、ドイツ人のように次のオクトーバーフェストが持ちきれないくらい好きになってしまいました。 もし、ドイツに9月から10月の間にいることがあればミュンヘンのオクトーバーフェストに足を運んでみることを強くおすすめします!

 

オクトーバーフェストの話で、私の留学生活は順調のように見えますが、留学は全てが上手くいくわけではありません。留学当初、私の部屋は簡単に人が住める状態ではなかったので、ミュンヘンに来た最初の3週間は友達の家に同居させてもらっていました。しかし、部屋の状態が良くなってからは、とても気に入っています。今私が暮らしている寮は、ウェイティングリストを通して長くて3年間も待つ人がいるほどミュンヘンで非常に人気な住居なので、素敵な寮に住めたことにとても感謝しています。寮の近くにはBMWミュージアムやオリンピック公園があるので天気がいい時はよく散歩しに行っています。

ペイントされた二階建ての寮

ペイントされた二階建ての寮

オリンピック公園

オリンピック公園

BMW ミュージアム

BMW ミュージアム

初めは寮のことでなかなか留学生活が思うようにいかず苦労しましたが、この経験を通して、3年生の春学期から交換留学で行くケルンでの新しい寮に対して、どんな部屋であろうとも強気で入寮出来る気持ちになりました。

学問においては、毎日3時間語学学校があるので、忙しい大変な日々を過ごしています。1コースを2ヶ月で終了させ、次のレベルに徐々に上がっていくという語学学校での集中的に行われるドイツ語の授業で、毎日不得意な読解問題やリスニング問題と向き合い、周りのレベルの高いクラスメイトに揉まれながら4技能の向上に日々努めています。毎日の継続的なドイツ語学習を通して、限られた時間の中でより多くのドイツ語に触れることができ、簡単な討論をドイツ語で行えるくらいドイツ語をものにすることができました。休み時間には、友達にスペイン語やボスニア語を教えてもらい、ドイツ語だけではなく新たな言語に触れ、自分の言語力を幅広くすることを目指しています。

語学学校の休み時間

語学学校の休み時間

休みがある時には、南ドイツやイギリス、オーストリア、スイス旅行をし、ヨーロッパを満喫しています。留学期間中、これまで何も失態や盗難などの問題もなく安全に過ごしていたため、留学生らしい体験談を必死に探していましたが、見つからないまま向かった2月頭のオーストリア旅行で、良くも悪くもそれを経験してしまいました。シュバルツファーレン(無賃電車)による罰金を受けました。寒い中歩き疲れ、次の目的地に向かうために乗った乗り慣れないトラムでチケットを買うことを疎かにした時に、検査員が乗って来て、105ユーロの罰金を受けました。ミュンヘンは60ユーロに対してウィーンの値段の高さには驚きました。しかし、ミュンヘンで週に1回行っていたタンデムを通して仲良くなったドイツ人と最後に一緒に旅行ができ、旅先でもドイツ語力を伸ばせたことは貴重な体験になりました。色んなドイツ語の表現技法を楽しく学び、ドイツ語の面白さを再発見することができたタンデムとの出会いは、私にとって非常に価値のある留学生活をもたらせてくれました。

ウィーンのシュテファン教会

ウィーンのシュテファン教会

タンデムとその友達とミュンヘンの湖の周りを散歩

タンデムとその友達とミュンヘンの湖の周りを散歩

残された在外履修期間の数週間は、これからケルンでの在外履修最終試験や解約手続き、寮の引き渡し、そして、ケルンへの引っ越しで慌ただしい生活が始まりますが、残りのミュンヘンでの生活を悔いのない充実した在外履修にしたいと思っています。また、オーストリアでの失態を通して、初心に戻り、留学は日本とは全く異なった異文化の中で行われるという基本的なことを常に念頭に置いて気を引き締めて、次の交換留学先ケルンで、今まで以上に学問に勤しみ、全く異なった都市での新しい生活を楽しみたいと思っています。