ブザンソンで学ぶフランス語

2013年度 3年生

 1年間の留学を終えて、先週帰国しました。

 私が留学していたフランスのブザンソンはフランシュ=コンテ地方にある小さな町です。フランシュ=コンテ大学には様々な学部があり、世界中からの留学生がフランス人の学生とともに勉強しています。その中でも大学付属の語学センターは、教員のレベルの高さと洗練された教授法を有しており、フランス内でも一流の語学学校です。

 ブザンソンの良いところは、都会の慌ただしさから離れて落ち着いて勉強できるというとろこです。治安面においても大都市よりもはるかに安全ですし、何よりも空気が澄んでいるところが気に入っています。そして、たとえ地方であっても一流の、そして、最先端の教授法を心得た先生方に教わることができるところが魅力的です。

 大学での授業でも、1年生の授業であっても先生方が自分の研究しているテーマや、最近の研究論文の成果を交えてわかりやすく教えてくださいます。私が最も面白いと思った授業は、Enfant, langue, communicationという授業で、子供の言語発達を主に心理学の視点から学んでいく授業です。フランス人の学生と同じ授業を受け、プレゼンテーションや論文の課題をこなすのは大変ではありますが、とてもやりがいがあり、外国の大学で真剣に勉学に打ち込んだことは大学生活の中でかけがえのない思い出の一つです

 休日は現地で仲良くなった日本人の友達の家でホームパーティーを開き、招待したフランス人の友達に日本食を振る舞うということもしました。学校で会うだけではできないような深い話も長々とおしゃべりできるのはとても楽しいですし、日本をまた外の視点から見つめ直すことができる貴重な機会です。

 皆さんも是非、ブザンソンで充実した留学生活を送ってみませんか?

  最後になりましたが、留学をサポートしてくださったフランス語学科の先生方、国際連携室の担当者の皆様に御礼も仕上げます。