「英語と社会」大信田雅二氏(テレビ東京プロデューサー)

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2013年12月10日(火)

本日の「英語と社会」では、テレビ東京ワールド・ビジネス・サテライトでチーフ・プロデューサーを務める大信田雅二さんを講師にお迎えしました。大信田さんは実は30年前に僕と一緒に上智大学外国語学部英語学科に入学して、4年間同じ必修クラスで勉強した同級生。そんな関係なので、いつも以上に和やかな雰囲気の授業になりました。

最初は報道記者として国会記者クラブに詰めることからキャリアを始めた大信田さんは、その後、ワシントン支局、ニューヨーク支局で特派員として働きました。ニューヨークでは2001年9月1日の同時多発テロに遭遇して人生観が変わるような体験をしたそうです。帰国後は、マーケットについて解説するキャスター等をやった後で、今度は人事部長を任されました。そこで、人事部の仕事は会社で働く全ての人たちから最大限のやる気を引き出し、それによって会社全体の力を最大にすることだ、ということを自ら学んだそうです。そして、今は、夜11時からの経済ニュース番組のプロデューサーです。講義では、その番組の中の「トレたま」という新しいアイデア商品等を紹介する小さなコーナーの企画から取材、そして放送本番とその後の反省会の様子までを追いかけたビデオを 見せて貰いました。たった2分半のコーナーを放送するために、その影でどんなに沢山の労力と時間が費やされているか、とても良く分かりました。限られた時間に如何に面白く分かりやすく正確に情報を伝えるか、というのは授業をやるのと共通する所がかなりあって、とても共感しました。

講義の後で、彼は今晩の放送の為に、また局に戻って行きました。
毎晩、放送後に反省会をやっていて、いつもタクシー帰り。帰宅は普通午前4時半頃だそうです。

大信田さん、お忙しい中、どうもありがとうございました!!