就職

  • 世界中の若者が海外挑戦できる場を創り出したい

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    現在はどこで、どのようなお仕事をなさっていますか。 『TOP CAREER』というブランドで、世界中の優秀な若者の海外挑戦を支援するとともに、企業や教育機関が世界中から優秀な人材を獲得する支援を事業としています。私たちの強みは、エリアを限定せず世界中で展開している事、ユーザーは留学・就職・転職と、ライフステージのどこからでも挑戦できることです。現在の我々のクライアントは日本の企業や大学がメインですが、創業時から「世界中に挑戦する機会を提供できるプラットフォームを作る」のが我々の目指している姿なので、より国際的に展開したいです。 英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。 自分よりも英語ができる人はいくらでもいると実感できたこと、様々なバックグラウンドを持つ仲間に出会えたこと、そして、自分の意見を持ち、発言することの大切さを学んだことです。 在学中に一番印象に残っている体験は何ですか。 「一番」ということなのですが、2つあります。1つ目は、今は亡きJohn Deely先生の日英手話の授業。手話にも言語があるという、考えてみたらあたりまえだろうことを全く知らなかった自分に気づき、「伝える」「理解する」ということの意味について考えるきっかけになりました。もう1つは課外活動。私は体育会サッカー部のマネージャーをしていました。何かに必死に全身全霊をかけてうちこむことの素晴らしさを感じ、また、一生の仲間を得ることができました。 なぜ、現在の職場を選んだのですか? 私の場合は職場を選ぶというより、起業の一員となるという選択でしたが、そこには様々な要素が絡んでいたなと今振り返ると思います。「人」(上智の英語学科出身の社長です!)、「時」(タイミング、年齢)、「人生観」。「人生観」というと、大げさなのですが、起業の話があったときに、自分がその時思ったことです。人生振り返ったときにたとえ失敗に終わったとしても、何か「やった」という話をできるのってカッコイイな、と。  「英語」の必要性がますます高まっていますが、それについてどのように感じていますか? 今の時代は英語ができることは特別な事ではなく、もはや「あたりまえ」となってきています。そんな中、英語学科出身の人間として、より高い言語能力を持つだけでなく、それを使って何を発信していくか、何を成し遂げていくか、が大事なことだと考えています。  今後の夢をお聞かせください。 今の会社をスケールアップさせること。世界中に「フォースバレー」「TOP CAREER」の名前が浸透し、その名前の意味するものイコール「世界中の若者の海外挑戦」のイメージを浸透させたいです。自分達が行っている事業がこれからの世界を変えていく一つの原動力になればと思っています。そして、会社がスケールアップできたら、家族と1年の半分くらいは海外のいろんな場所で悠々自適に過ごしながら、常に新しい刺激を受けられるような生活がしたいな、なんて夢見ています(笑)。 ※竹田さんは、Forbes Japan Women Awardのホームページでも紹介されていますので、是非ご覧ください。こちらから     写真1:竹田さんご本人       写真2:お子さんを連れてプレゼンしている様子      <続きを読む>
  • 2016年度 進路状況/就職状況

    語学力・地域的専門性を活かし様々なフィールドで活躍 上智大学外国語学部の卒業生は、外資系を含む民間企業・公的機関・国際機関・教育機関等で高く評価されています。是非、卒業生の声もご覧ください。  業種(大分類名) 業種(中分類名) 人数 製造業 食料品・飲料・たばこ・飼料製造業 4   繊維工業 4   化学工業、石油・石炭製品製造業 4   鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業 3   はん用・生産用・業務用機械器具製造業 8   電子部品・デバイス・電子回路製造業 1   電気・情報通信機械器具製造業 7   輸送用機械器具製造業 9   その他の製造業 3 情報通信業 (情報通信業  ) 25 運輸業,郵便業 (運輸業,郵便業 ) 8 卸売業,小売業 卸売業 12   小売業 7 金融業,保険業 金融業 11   保険業 9 不動産業,物品賃貸業 不動産取引・賃貸・管理業 3   物品賃貸業 2 学術研究,専門・技術サービス業 学術・開発研究機関 1   法 務 7   その他の専門・技術サービス業 12 宿泊業,飲食サービス業 (宿泊業,飲食サービス業) 4 生活関連サービス業,娯楽業 (生活関連サービス業,娯楽業) 11 教育,学習支援業 学校教育 10   その他の教育、学習支援業 6 サービス業(他に分類されないもの) 宗教 1   その他のサービス業 5 公務(他に分類されるものを除く) 国家公務 2   地方公務 1 不明   3   合計 183 2015年度の進路・就職状況<続きを読む>
  • 2015年度 進路・就職状況

    語学力・地域的専門性活かし様々なフィールドで活躍 上智大学外国語学部の卒業生は、外資系を含む民間企業・公的機関・国際機関・教育機関等で高く評価されています。是非、卒業生の声もご覧ください。  業種中分類名 総計 情報通信業  24 運輸業,郵便業  20 卸売業 16 金融業 14 その他の専門・技術サービス業 9 輸送用機械器具製造業 7 学校教育 7 宿泊業,飲食サービス業 6 化学工業、石油・石炭製品製造業 5 小売業 5 生活関連サービス業,娯楽業 5 食料品・飲料・たばこ・飼料製造業 4 電気・情報通信機械器具製造業 4 保険業 4 不動産取引・賃貸・管理業 4 法 務 4 その他の教育、学習支援業 4 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業 3 その他のサービス業 3 地方公務 3 はん用・生産用・業務用機械器具製造業 2 その他の製造業 2 国家公務 2 物品賃貸業 1 社会保険・社会福祉・介護事業 1 2015年度学科別内定先データより作成<続きを読む>
  • 日本の良さを世界に広めたい!

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    現在はどこで、どのようなお仕事をなさっていますか。 食品メーカーの海外営業部で現在アメリカ・ロサンゼルスに駐在しております。仕事内容は主にWhole Foods Market等のアメリカンスーパーやメキシカンスーパーマーケットで商品を販売、得意先と共にマーケティングを行っております。現地の消費者と関わることも多いため、英語だけでなくスペイン語はもちろん、地域によってはドイツ語を使う機会にも恵まれております。 なぜ、現在の職場を選んだのですか? 日本の良さを世界に広めるために海外で働きたいという気持ちが強く、どの会社よりも1番早く行かせてくれそうな会社だと直感で選びました。幼少期にロサンゼルスに住んでいたことを会社の人財部に伝えたり、入社前に現在の職場を訪問したり、TOEICのテスト結果を提出したり、色々な方法で会社に意思表示をしました。おかげで入社1年後にドイツ・デュッセルドルフ(2年半駐在)、そして2015年にアメリカ・ロサンゼルスに横異動させてもらいました。 英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。 ディスカッション、映画研究、手話、音楽、歴史など、小さなものから大きなものまでたくさんあります。今の職場で特に役に立っているのは通訳入門で学んだ同時通訳のスキルです。弊社の海外事業はまだ発展途上で英語が全く話せない日本人がマネージャーになることもあり、私が日本人とアメリカ人の間に立って業務を円滑にすることがよくあります。 「英語」の必要性がますます高まっていますが、それについてどのように感じていますか? 様々な国の人たちと働く・生活する上で英語が最も大事なツールだと思いますし、今後その必要性は更に高まると思います。報告・連絡・相談を大事にする日本の会社で働くのであれば、言いたいことが言えないのは致命的だと思います。私は英語が使えているおかげで他国のビジネス文化をどんどん理解出来ていますし、英語の知識があるので、スペイン語やドイツ語をスムーズに習得することが出来ております。 今後の夢をお聞かせください。 11か国後話せるようになりたいです。それぞれの語学力に差はありますが、現在4か国語(日本語、英語、ドイツ語、スペイン語)を仕事やプライベートで使うことが出来ております。4ヶ国語よりも7ヶ国語、どうせなら11ヶ国語学んで誰も経験したことのない人生を歩んで、幸せになろうと夢みております。人と話すことが好きなので、これからの出会いを楽しみにしながら焦らずゆっくり外国語を習得していきます。 高校生へのメッセージ 短期的と長期的な目標を常に持って今を一生懸命生きて下さい(私自身にも言い聞かせています)。将来を悲観せず、やってて楽しいと思うことをどうやったら自分の仕事に出来るか、あれこれ考え始める良いタイミングだと思うので、頑張って下さい。 写真1.メキシカンスーパーマーケットのバイヤーとバーベーキュー 写真2.上智大学の交換留学生との写真(カナダ・エドモントンにて)  <続きを読む>
  • 日本を代表する翻訳家

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    現在はどこで、どのようなお仕事をなさっていますか。 自宅では主にアメリカ児童文学の翻訳を行い、上智大学では春学期の「翻訳論」を担当しています。また、甲府、東京、静岡などで、これまでに訳した本やその作者について語る講演会も行っています。演題は、『大草原の小さな家』の物語とその作者ローラ・インガルス・ワイルダー、『サウンド・オブ・ミュージック』の世界などです。 英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。 先生方が気さくに質問を受けて下さり、英語で語りあうチャンスを多く持てたことです。また、英文科の講義をとることもできたので、幅広い知識を得ることができました。後述しますが、アメリカへ留学する機会を与えられたことも良かった点です。 在学中に一番印象に残っている体験は何ですか。 アメリカ留学です。その大学で、たったひとりの日本人だったので、日本語を全く使いませんでした。そこで、現在の仕事へのきっかけを見つけました。それが、ローラ・インガルス・ワイルダーの「小さな家シリーズ」の原作です。これらを訳したいという思いを募らせて帰国しました。 なぜ、現在の職場を選んだのですか? なぜ今の仕事(翻訳)を選んだかというと、日本語を書くのが好きだから。家で仕事ができ、時間が自由になるので、訳している作者に会いに行ったり、作品の舞台を訪れたり、その作品の周辺の研究、調査ができるからです。また、翻訳者には定年がありません。それから、訳す本を自分で捜し、自分で訳す自由もあります(出版社のOKが出なければ成立しないが、好きなものを手がけることができるのはうれしいです) 「英語」の必要性がますます高まっていますが、それについてどのように感じていますか? 英語から日本語への文芸翻訳をしていると、アウトプットの日本語の重要性をひしひしと感じます。しかし、現在、英語さえわかればよいのだという考えが日本じゅうに蔓延しており、母国語を軽んじる傾向があるのは情けないです。結局、どっちつかずのセミ・バイリンガルになるのが落ちだからです。自分の言いたいことを、きちんとした日本語でしっかり伝えられる人間になってこそ、手段としての英語が役に立つと思います。 今後の夢をお聞かせください。 訳したい本が何冊もあるので、それらの翻訳を手がけたいです。書き下ろしの本を書いてみたいです。『金色のまぶた』と、タイトルだけは決めています。それから、『若草物語』のルイザ・メイ・オルコットのヨーロッパへの旅(1860年代と70年代)を写真と文章で再現してみたいです。また、ローラ・イガルス・ワイルダーのシリーズは語りの文学なので、これを音楽と朗読で再現化することです。 写真1:ウィーンにて 写真2:サウス・ダコタ州デ・スメットにて。ローラ・インガルス・ワイルダーの研究家、ウィリアム・アンダーソンと、ローラの住んでいた農地に生えるポプラの木の前で  <続きを読む>
  • 英語学科に英語と「プラスα」を見つけに来るのも、一つの進路

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    どのようなお仕事をなさっていますか。 防弾チョッキを着て現場に出たり、ヘリコプターに乗って視察をしたり、自衛隊機に乗って硫黄島へ出張したり…物々しく聞こえますが私は防衛省で事務官をしていて、普段はオフィスで事務や翻訳などをしています。しかし在日米軍の訓練に通訳などで立ち会うことも多く、その際には文頭の様な学生時代には想像もできなかった仕事をしています。また、業務打ち合わせなどで米軍基地に行くことも多く、ニュースでしか知らなかった「日米同盟」を肌で感じる日々です。 英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。 様々な経歴を持った友人達と知り合えた点が良かったです。英語学科には色々な国に住んだことのある人や世界を目指す人が多く、発表の準備などで一緒に案を練る際に様々な考え方に触れることができて刺激的でした。また、親身になってくれる先生が多い点も良かったです。多忙にもかかわらずオフィスに質問しに行くと、わかるまで指導して頂いたものでした。社会人になった今でも恩師のもとに近況報告しに行くなど、教員と学生の距離が近いことが英語学科の強みだと思います。 在学中に一番印象に残っている体験は何ですか。 在学中に所属していた英語学科独自のサークルである、サマー・ティーチング・プログラムでの日々です。夏休みに自作の教材を使い全国の小中学生に英語を教えに行く活動で、私は下関市に行きました。二人一組で教えるのですが、「どうしたら英語を面白く感じてもらえるか」をテーマに案を出し合い、「楽しかった」と言われた時の喜びは忘れません。今も年賀状を出し合う生徒もいます。また、メンバーと旅行をしたり、バンドを組んでライブをしたりと、沢山の楽しい思い出があります。  なぜ、現在の職場を選んだのですか? 高校でフィンランド、上智在学中にデンマークに留学した際に、政府に対する国民の信頼度が日本とは比べものにならないくらい高い現実を目の当たりにし、「信頼される国作りに携わりたい」と思ったのが最初のきっかけでした。当初は外務省を考えましたが、段々と「防衛のように、日常からかけ離れた世界が面白いのでは」と思うようになりました。また、防衛省では英語に限らず様々な語学が必要とされ、これからさらに活動分野が広がって行くことを知り、受験しました。 メッセージ あなたは今、進路に迷っていますか?「何をやりたいかわからないから、どこへ行けばいいかわからない」と言う方も多いのではないでしょうか。私もそんな高校生の一人でした。それならば、英語学科に「やりたいこと」を探しに来るのはいかがでしょうか。英語学科(外国語学部)には様々な研究分野が用意されており、英語の運用を学ぶ傍ら色々な分野を履修して自分の専門を見つけていくことが可能です。「語学だけではなく、プラスαが必要」とはよく言われる昨今ですが、上智大学の英語学科に英語と「プラスα」を見つけに来るのも、一つの進路だと思います。<続きを読む>
  • 人々や生活の視点を大切にした外交を展開していきたい

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    現在はどこで、どのようなお仕事をなさっていますか。 日本の外務公務員として、外務省本省で日本と北米を結ぶ経済情勢に携わっています。最近では、TPP交渉の参加に先立って多くの議論があり、話題に事欠かない部署です。 英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。 実に多くのことに感謝しています。英語の精確さaccuracy felicity を学べたこと。また、国際関係などの分野を二重専攻として選べたこと。学生の将来を気遣い、的確な教育を施してくださる先生方に恵まれたこと。上智全体として、他人に対して魅力的になるよう自分を高めることと同時に、周囲に手を差し伸べながら、それを自分の糧とすることなど、人生観なども非常に合っていた。現在でも初めてお会いする方に、良い師に支えられてきただろうことが想像できると言われます。 在学中に一番印象に残っている体験は何ですか。 卒論。論文を書き始めるにも自分の主張に疑念があり、なかなか仕上げられなかったところ、ロバート・ゲーツ米国防長官(当時)にお話を伺う機会を得ました。実に丁寧でバランスを持った回答を得られ、執筆を後押しする貴重な時間になりました。そしてここでの確信が、後述するウガンダでの経験と現在の仕事へ一筋の指針を与えてくれたように感じています。 なぜ、現在の職場を選んだのですか? 外交というチャンネルを通してこそ達成できる国際関係があると信じるからです。国際関係には多様な利害関係者がいますが、国家として対峙するからこそできる交渉がいまだにたくさんあります。それぞれの職員には、高い分析力、言語の運用能力、歴史などの広く鋭い教養、交渉に関係する人々を想う創造力が求められる、挑戦に満ちた職場です。これは、現場経験がなければできない仕事ですが、そこで得た洞察を広く社会に生かすには最適の職場と考えます。一方で、組織にこれまでなかった特徴を自分が持ち合わせるよう心がけ、多様性を取り入れることも大切だと思っています。 「英語」の必要性がますます高まっていますが、それについてどのように感じていますか? 必要性の高まりにも拘わらず、依然として日本では英語が異国の言語として捉えられていて、究極的な習得を阻害しているように感じます。英語に限らず、他の言語や文化に対する許容力や柔軟性は、もっと伸ばすべきです。言葉は理解の基礎であり、自分の言葉で発信し受信する感覚は、代え難いものです。しかし、英語がある程度できる人は社会にいますが、そのうちどれだけの人が英語を「武器」として使いこなせているでしょうか。英語学科であれば、その場にこそふさわしい英語を巧みに操ることにあざとくなることが大事だと考えます。同時に、英語が持つ世界観に呑みこまれないよう、他の言語を習うことも大切だと考えます。外国語を上達させるには、日本語もしっかりしたベースがなければならず、幅広い勉強が必要になるでしょう。 今後の夢をお聞かせください。 人々や生活の視点を大切にした外交を展開すること。様々な日本のよさが外国に伝わる努力をし、日本だからこそ手を結びたいと思わせるような国を創ること。 メッセージ 卒業後すぐに、JICAボランティア事業(青年海外協力隊)に参加しました。志望が通り、JICAのODA技術協力案件に参加する第一号隊員となり、ウガンダの農村で2年間コメを普及する任を得ました。 国際関係という学問の中で、安全保障と開発という分野が相容れない見方として存在していることが気になっていて、それを自分の感覚で確かめたかったのです(コメを安全保障と開発が重なる点と捉えました)。 ウガンダでは、地域文化に浸かり、生活圏を共に作っていくという貴重な経験をしました。どんなに辺鄙な村でも国を代表する覚悟を持ち,一方でその場にふさわしい細かな工夫と地道な作業や議論を通して、一定の成果が上がったことが励みになりました。また、現地の方が日本の代表としての私を信じ、課題に共に取り組んでくれたことは現在の仕事を目指す原動力であり、毎日の糧となっています。<続きを読む>
  • 完璧な英語よりも、「グローバルイングリッシュ」の大切さ

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    現在はどこで、どのようなお仕事をなさっていますか。 年に3回地球一周の船旅を企画する国際交流NGO、ピースボートで働いています。日本と、訪れる各国からの講師やエンターテイナーと一緒に洋上の平和・環境・文化プログラムを開催したり、寄港地で現地の人々と一緒に文化交流や検証ツアーを行います。 その中で、私の仕事は東アジアの平和構築をテーマにしていて、たとえば船が香港や台湾に船が寄港する際に事前に現地入りして1000人の参加者向けに現地プログラムを作る仕事、日本と韓国から参加者を250人ずつ乗せて、日韓合同でアジア一周のクルーズを出す企画、「武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ」という国連が呼びかけたNGO会議の東アジア支部のとりまとめなど多岐にわたっています。最近、一番熱を入れて取り組んでいるのが、ヒバクシャ100人を船にご招待し、世界中で証言をするという「ヒバクシャ地球一周証言の航海」プロジェクトです 。  英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。 卒業後も変わらずに語らえ、お互いの生き方を尊敬できる、素晴らしい友人に出会えたこと。また、私の場合は帰国子女やインタナショナルスクール卒業という経歴ではなかったので、英語学科での学びや出会いから、語学や知見、知識など広く奥深い世界の「初めの一歩」を踏み出すことができました。そして、今の仕事にめぐりあってからは、NGO業界や国連機関などで生き生きと働く英語学科卒業生にたくさんお会いします。とても嬉しく、心強く感じ、勇気をもらっています。 なぜ、現在の職場を選んだのですか? 国際交流の船旅ピースボートには、最初「日英の通訳ボランティア」として乗船しました。初めは、それ以前に務めていた外資系コンピューター会社との違いに驚くことばかりでしたが、次第に日本人として生まれた自分が英語を学ぶことで見えてきた、見たかった世界が地図の中ではなくて、まるで自分が地球儀の上にでも立っているような身近な感覚が現れてきました。先進国の生活しか知らない自分にとって初めて出会う、アフリカの貧困、ラテンアメリカの搾取されている先住民、生活苦であろうと思ったキューバの人々の楽しいサルサ、そして日本と長い歴史を共有する中国、韓国、台湾などのアジアの人々と思い。 世界から選りすぐりの素敵なゲストや留学生40~50人と一緒に世界18か国をめぐる3ヶ月間の船旅。地球の人々や空気を「五感をビンビン働かせながら」感じる経験であり勉強です。この体験を一人でも多くの人と共有したくて、今の仕事を続けています。 「英語」の必要性がますます高まっていますが、それについてどのように感じていますか? 今もこれからも「英語」の必要性はどんどん高まると思います。その意味で、英語学科で学ばせて頂けたことは大変有意義なことでした。 英語を母国語としない者として完璧な英語を目指すよりも、言わんとする意見を持ち、それを世界の多くの人に伝え議論するための「グローバルイングリッシュ」であることの方が大切であると、日々痛感しています。まずは自分が一人の人間として何を考え、何をして生きていくのか、それを日本語でも英語でも自由に表現できれば、目の前の世界はもっともっと広がると思います。 今後の夢をお聞かせください。 日本でテレビや新聞に登場するニュースからは、世界がどれだけ素晴らしい場所であるかということよりも、世界にどれだけ問題があるかということばかり伝わってきます。地球には、まだまだ美しい場所がたくさんあり、美しい人がたくさんいます。二児の母となった今、素晴らしい地球を子どもたちと一緒にみつめ、どうやったらそれを生かせる社会を作れるかを考えていきたいと思います。「21世紀になっても紛争も貧困もなくならない」という悲惨さだけを伝えるのではなく、実は世界の軍事費のほんの1割でも削減することができたら世界中の子どもたちが学校に行けるようになる、核軍縮だって少しずつ進んでいる・・・というようなことを一緒に学んで、じゃあ自分たちはどう動いたらいいかを一緒に考える大人でいたいと思います。こんな夢を抱きつつ、来年(2013年)には家族4人で地球一周の船旅に旅立つ予定です。  <続きを読む>
  • 英語学科の授業は本物の英語を吸収するすばらしい学びの場

    安河内哲也
    現在はどこで、どのようなお仕事をなさっていますか。 東進ビジネススクール・東進ハイスクールで、企業人・大学生・中高生など、様々な人たちに英語を教える仕事をしています。また、英検やTOEICなどのテスト機関の皆さんとスピーキングテストを普及させる活動を積極的に行っています。また、様々なビジネス書・参考書の著述・企画をやっております。現在は、多読用の英文小説の執筆に力を入れています。すべての仕事を通じて、皆さんが、楽しく、実用的な英語を学ぶことをお手伝いできればと思っております。  英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。 すばらしい先生方や、友人に出会えたことです。また、周りが皆英語を勉強する環境だったので、常に勉強するプレッシャーがかかって良かったです。純ジャパ特有の帰国子女コンプレックスを克服できたのも、英語学科の環境があったからだと思っております。当時は、今のように簡単に英語教材が手に入る時代ではなかったので、英語学科の授業は本物の英語を吸収するすばらしい学びの場でした。 在学中に一番印象に残っている体験は何ですか。 様々な事情で長期留学ができなかったので、2年生の夏と3年生の夏に2ヶ月ずつ、バックパッカーとしてアメリカに旅行しました。たいへんな貧乏旅行だったのですが、アメリカという国を理解するには、数百冊の本に勝る、鮮烈な体験でした。学生の皆さんもぜひ、どんどん外国に出かけることをすすめます。また、3年生になる時の春に訪れた韓国での体験もすばらしいものでした。これらの体験は現在のキャリアに大いに役立っています。 なぜ、現在の職場を選んだのですか? 学生時代から、生活費を稼ぐために、学習塾で英語を教えていました。結局そのまま、教えることが楽しくて、アルバイトを続けて、今に至ります。 「英語」の必要性がますます高まっていますが、それについてどのように感じていますか? 20年間予備校で仕事をしてきて強く感じることは、大学受験を根本的に変えなければ、日本の英語教育は良くならないということです。このままでは、ますます進化するアジア諸国の英語教育に遅れをとり、日本の英語教育は完全にガラパゴス化します。少なくとも、英語の試験での日本語の使用をやめ、リスニングとリーディングの割合を1対1にするくらいの改革が急務だと思います。さらに、スピーキングテストやライティングテストもTOEFLやTOEICに習って導入すべきだと思います。  今後の夢をお聞かせください。 とりあえずは、今やっているTOEIC SW TESTSの日本での普及を成功させることです。韓国ではすでに25万人がこのテストを受験しています。日本ではわずか1万人です。これは企業の経営者の皆さんや官公庁・学校の皆さんが、テストの仕組みと波及効果をよく理解していないことに起因していると思います。皆さんを説得するために、様々な活動をしていきたいと思っています。もちろん現場での、音声を重視した実用的英語教育の普及にも尽力したいと思っています。最終的には、子供から大人まで実用的な英語が学べる仕組み作りに貢献できればと思っています。 メッセージ 上智大英語学科と英検から始まる、TEAPの試みは、日本の未来に大きく貢献するものだと思います。関係者でこれを応援し、全国に浸透させ、現在の大学入試に代えていくことが未来の英語教育を良くすると思います。ぜひ、皆で協力、応援しましょう。<続きを読む>