教員紹介

SALI AUGUSTINE

氏名
SALI AUGUSTINE (教員データベース
ふりがな
サリ・アガスティン
職位
教授
専門
エスニック政治学、南アジア地域研究
略歴

インド・カリカット大学文学部政治学科 卒業、インド・Pune JDV 大学哲学部哲学科 卒業、上智大学神学部神学科 卒業、 上智大学外国語学研究科地域研究専攻 修士・博士。主な文献に、『アジアにおけるイエズス会大学の役割』、上智大学出版[共編]、2015年、“Religion and Cultural Nationalism”, in Identity in Crossroad Civilizations: Ethnicity, Nationalism and Globalism in Asia, Ed. Kolig, Angeles, Wong, Amsterdam Univ., 2009. 「インドにおけるコミュナル/民族暴動:少数派と人間の安全保障」、『人間の安全保障:正義と平和の促進のために』上智大学社会正義研究所国際基督教大学社会科学研究所〔共編〕東京、サンパウロ、2004 年等

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研究室・オフィスアワー

2号館6階609号室・月曜日12:00-13:00 その他の時間は予約で可

学生へのメッセージ

南アジアの主要な民主主義国家であるインド出身の私が日本から母国の社会・政治的課題に関心を持った結果、エスニック政治学の分野でインドにおけるコミュナル(ヒンドウー・ムスリム)紛争を中心に研究しています。この研究のキーワードは「多様な文化・宗教・言語を持つ社会」「人口増加と共に格差社会の現実」です。 インドは若者が多く、ITや経済成長における今後の可能性が大きく、そのことで国際社会での存在感を高めてきました。他方、南アジア全体でみると様々なアイデンティティを持つ国内紛争・国境問題があり、私は世界が注目するこの地域全体の研究も続けています。具体的には社会・政治学の分野から見る人間学、特に人権問題や社会問題に注目しています。大学の授業では学生の関心に沿った社会問題を取り込んでいきたいと思います。

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